- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年12月号
『クマ出没への対応』
近年、住宅地等へクマが出没し人身事故まで起きています。特に今年は東北・北海道を中心に毎日のように出没情報や人への危害などが報道されており、大きな問題となっております。先日、道南の自治体の町の実態をお聴きしたところ、出没回数、駆除頭数、被害の多さに驚きを隠せませんでした。また、パトロール、わなの管理、駆除に対する苦情の電話対応など、役場職員や関係機関の方々の疲弊は相当なもので、1自治体では対応できないとも言われておりました。本町でも市街地近辺での目撃情報が寄せられておりますので、クマの出没は、起き得る「災害」と捉えて対応していくことが必要と危機感を募らせております。
これまでの農作物被害への対策ももちろん重要ですが、もはや「危機対策」として役場内、関係機関一丸となって対応しなければならないと考えております。
今後の具体的な対策としては、市街地等に出没したヒグマに対して市町村長の判断・指示で発砲できる「緊急銃猟」が可能となりましたが、広報、住民避難、交通規制などの準備のための体制づくり、駆除活動の中心となる猟友会の皆様や警察などとの連携、人とクマの生息域間の移動を分断する「緩衝地帯」をゾーニングすることなどについて早急に計画化し行動していきたいと考えております。
また、ホームページやLINEなどでの情報提供や、出没情報がリアルタイムで掲載される「ひぐまっぷ」は、12月1日から運用を開始しました。さらに、10月21日には「北海道猟友会帯広支部芽室部会」の皆様との意見交換を実施し、「緊急銃猟」を中心とした課題や今後の取組みについて話し合いました。
冬眠の時期となり、これから出没が減っていくとは思いますが、緊急性と危機感をもって、クマ出没対策にあたっていきたいと思います。
