くらし 村長室だより No.101 多くの意見・要望を村政に!

〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜

◆北海道町村会役員による中央要請行動に参加
6月11日(水)に、北海道町村会理事会での中央要請行動が行われました。
はじめに、各省庁での個別要請に入る前に、理事会全体で武部文部科学副大臣や議員への全体要請を棚野北海道町村会長から要請しました。
【総務建設常任委員会】
(1)デジタル化施策の推進
自治体情報システムの標準化・共通化に係る財政支援の拡充(移行費用)
(2)北海道新幹線の建設促進(開業時期の明確化)
(3)地方財政基盤の強化(地方交付税をはじめとする一般財源総額の充実)
【農林水産常任委員会】
(1)農業振興対策の推進
北海道が主要穀物などの主産地として位置付けられた新たな「食料・農業・農村基本計画」を実現するための食料安全保障への取組の強化。農業生産に必要な燃料や肥料・飼料などの生産資材価格の高止まりによる農業経営の厳しい現状打破に向け、生産資材の安定供給と価格の低減に向けた取組の強化
(2)水産業振興対策の推進
(3)野生鳥獣による被害対策の推進(猟銃発砲基準の明確化とガイドラインの早期作成)
【民生文教常任委員会】
(1)地域医療の充実
病床数に応じた普通交付税処置の単価引き上げ、不採算地区病院に対する交付税処置の拡充、病床数適正化支援事業希望自治体病院・診療所への確実な支援
(2)脱炭素社会の実現(脱炭素化推進事業債の総枠の拡大と事業期間の延長)
(3)子どもたちの多様な個性を育む教育施策の充実
町村立学校施設の新築・改修、耐震化や老朽化対策を進めるための財源の確保、ICT支援員の配置に係る人材確保、通信設備の更新、ネットワーク増強への財政処置
その後、各班に分かれて個別要請を行ないました。私は、民生・文教常任委員会の岩村八雲町長、大西えりも町長と共に環境省と文科省に赴きました。環境省では、上田康治大臣官房長と面会、秦政策統括官をはじめ12名の省庁幹部のもとを訪れ、主に脱炭素の重点・加速化に伴う交付金の拡充を要請しました。続いて文科省では、笠原学校施設環境改善交付金担当部長に面会し、本年度の学校施設環境改善交付金が北海道において、道内市町村での全申請件数の約67%が不採択という異常な事態となったことから、多くの自治体で予定していた今年度の学校新築工事や施設改修が先送りや断念という大変憂慮すべき状況に至り、多くの自治体での教育行政執行の根幹に大きなひずみが生じる極めて深刻な事態に陥っていることを強く訴えました。早急なる財源確保のための予算措置と全申請の採択を含む施策の実行を強く要望してきました。また13名の省庁幹部のもとを訪れ、積極的な要請を行ってきました。