- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年8月号 No.688
7月12日に台湾のロケット開発企業の日本法人「jt SPACE」が、北海道スペースポート(以下、HOSPO)で2段式サブオービタルロケット「VP01」の打上げ試験を行いました。海外資本によるロケットの打上げ試験は国内初の試みです。
VP01は、全長12メートル、重量1.4トンの2段式ロケットで、固体燃料の合成ゴムと酸化剤の亜酸化窒素によるハイブリッド方式によるエンジンを採用しています。今回の打上げ試験は、VP01を高度約100キロメートルに到達させ、ロケットの各性能を確認し、人工衛星を搭載可能な軌道投入ロケットの開発に役立てることを目的として実施されました。
観覧場として開放したHOSPOの滑走路には、4年ぶりの打上げが見られるのを楽しみにしていた約600人の観客が町内外から集まり、打上げの瞬間を待ち望んでいました。午前11時40分に打上げられたロケットがエンジン音を響かせながら林の奥から姿を現すと、歓声と拍手が沸き上がり、青空に向かって上昇していくロケットを見守りました。しかし、2段目の分離後、飛行を停止し、予定していた高度100キロメートルの宇宙空間到達はかないませんでした。今回の打上げ試験では、ランチャー機能、ロケットシステムの一部機能(分離機能、2段目再点火機能など)の動作を検証しました。打上げ試験の概要は次のとおりです。
■打上げ試験概要
打上げ日時:2025年7月12日 午前11時40分
打上げ場所:北海道スペースポート
打上げ機体:2段式サブオービタルロケット VP01
打上げ方位角:東南東
打上げ高度:高度4キロメートル