- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幕別町
- 広報紙名 : 広報まくべつ 令和7年6月号
幕別町×ゼロカーボン行動十勝宣言
■特集
~幕別町ゼロカーボン推進総合補助金を利用した方の声~
再エネ・省エネ設備を導入した感想を紹介します!
家庭から排出される二酸化炭素を削減することを目的に行っている「幕別町ゼロカーボン推進総合補助金」について、令和6年度の利用者に対象設備を導入(購入)した経緯や、ゼロカーボンに対する考えについてインタビューしました。
再エネ・省エネ設備についての説明と併せて利用者の声も紹介しますので、いろいろな意見を参考にしながら、みなさんもご自身の家庭から出る二酸化炭素の削減に向けて考えてみてください。
・補助金の詳細はホームページをチェック!
・インタビュー内容
(1)設備を導入(購入)しようとしたきっかけは?
(2)設備を導入(購入)した感想は?
(3)地球温暖化対策や二酸化炭素排出削減に対する取り組みや考えは?
≪太陽光発電≫
・太陽光で二酸化炭素を出さずにクリーンに発電できる
・停電時でも発電した電気を使用できるため、防災力の向上にもなる
≪定置用蓄電池≫
・日中に発電した電気を蓄え、夜間に活用できる→電力消費量の多い夜間に発電した電気を活用することで、より効率的なエネルギー運用ができる
≪HEMS≫
・使っているエネルギーを「見える化」できる
・設備を自動制御して、効率よく電気やガスを使用できる
◇利用者の声
Aさん:太陽光発電設備+蓄電池+HEMS
(1)電気を多く使っており電気代が高かったため、太陽光発電に興味がありました。町の補助金があることを知って導入しようと決めました。
(2)3月から太陽光発電の使用を開始したので、効果は今後実感できると期待しています。電気代の削減につながればいいと思っています。
(3)ゼロカーボンに向けて家の省エネ化を進めていきたいと考えています。照明は全てLEDに交換したので、今後は省エネ家電への切り替えなどを行いたいです。
■省エネ型家電
≪暖房機能を有する空気清浄機能又は換気機能付きエアコン≫
・10年前より省エネ効果が約15%アップ
≪省エネ型電気冷蔵庫≫
・10年前より省エネ効果が約40%アップ
※申請年度において10年より前の冷蔵庫の買い換えが条件
≪統一省エネラベル≫
・省エネ性マーク…緑色のマークが補助金の対象
・省エネ基準達成率…100%以上が補助金の対象
※ラベルの詳細は本紙をご覧ください
◇利用者の声
Fさん:エアコン
(1)買い換えたいと思っていたタイミングで町の補助金があったので買い換えました。
(2)冷房の他、冬も補助暖房として使用していますが、電気代はそれほど高くないです。
(3)地球温暖化により災害が大規模になってきているので、その対策は重要だと思います。
Gさん:冷蔵庫
(1)温度調節ができなくなったので、町の補助金を知って買い換えを決めました。
(2)長く使うので省エネ性能の高いものに換えたいと思っていました。電気代も安くなって満足です。
(3)子ども達の将来のために地球環境を守りたいので、できることを行いたいと思います。
Hさん:冷蔵庫
(1)氷が作れなくなったので買い換えました。
(2)冷え方が全然違い、使い勝手が格段に良くなりました。
(3)省エネに関心があり、「遮熱塗装」も活用したいと考えています。
■高効率型給湯暖房機
≪電気ヒートポンプ(通称:エコキュート)≫
・ヒートポンプ技術により、1の電気エネルギーから3以上の熱エネルギーを生み出すことができる
≪潜熱回収型ガス給湯暖房機(通称:エコジョーズ)≫
≪潜熱回収型石油式給湯暖房機(通称:エコフィール)≫
・ガスや灯油でお湯を沸かす際に生じる排気の熱も利用し、給湯熱効率が従来の約80%から約95%に向上
◇POINT
北海道の家庭におけるエネルギー消費の75%は「暖房」と「給湯」です。
高効率型給湯暖房機を活用することで、大きな省エネ効果が得られます!
▽利用者の声
Bさん:エコキュート
(1)オール電化なので、以前からエコキュートが気になっていたので導入を決めました。
(2)年末年始間近で導入したので、給湯量が落ち着く春から効果が実感できると思います。
(3)地球温暖化問題はニュースで見聞きしたので、自分にできることをやっていきたいです。
Cさん:エコキュート
(1)オール電化なので電気代を軽減したいと思い導入しました。
(2)電気代が下がったので、導入して良かったです。
(3)できる範囲で省エネ化ができればと思っています。
Dさん:エコジョーズ
(1)中古住宅を購入した際にエコジョーズを知り、町の補助金もあるので導入を決めました。
(2)家の規模が大きくなりましたが、ガス代はあまり変わらないので省エネになっています。
(3)使わない部屋の電気は消すなど、普段の生活の中でできることを行っています。
Eさん:エコフィール
(1)電気温水器が壊れ、近年電気代が高くなっているので灯油のエコフィールを選びました。
(2)灯油代と電気代のトータルで見ると光熱費は下がっていると思います。
(3)ゼロカーボンに向けて、自分たちができる小さなことの積み重ねが大事だと思います。
・冬期間が長く気温も低い北海道は、日本の中でも家庭から出る二酸化炭素の量が多い地域で、道民1人当たりの排出量は全国平均の1.3倍です。
二酸化炭素の排出量を減らすためには何ができるのかな?
インタビューに協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
問合せ:防災環境課ゼロカーボン推進係
【電話】(幕)54-6601