健康 まちの健康だより からだげんき

■冬季はノロウイルスに要注意!
例年秋から冬にかけて、ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒が多くなり、12月から1月が発生のピークです。
ノロウイルスは感染力が強く、ほとんどが手や食品などを介してウイルスが口から入って感染します。
感染すると、1日から2日の潜伏期間の後、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの症状が出ます。感染した場合は、下痢止めや吐き気止めは内服せず、乳幼児や高齢者は早めに医師に診てもらいましょう。多くは1~2日で回復しますが、回復後1週間~1カ月の間、便の中にウイルスがあるので注意が必要です。

◯感染を拡げないためのポイント
(1)おう吐物や下痢便はすぐに拭き取り、乾燥させない!
ウイルスは乾燥すると、空気中に舞い上がり、空気感染を引き起こすこともあるため、おう吐物や下痢便は速やかな処理が重要です。
(2)消毒はおう吐物をきれいに拭き取ってから!
感染性胃腸炎の原因ウイルスのノロウイルスやロタウイルスは、消毒用アルコールでは効果はなく、家庭用塩素系漂白剤での消毒が有効です。おう吐物や下痢便が残っていると、消毒液の消毒効果が低下してしまいます。そのためまずはおう吐物や下痢便をしっかり拭き取ってから消毒するようにしましょう。
(3)こまめな手洗い!
感染を拡げないためには、調理前・トイレ後・おむつ交換後・おう吐物の処理後等のタイミングに、しっかりと石けんを使って手洗いをして、手からウイルスを落とすことが重要です。
(4)トレイのふたは閉めて流す!
トイレを流したときの水圧でウイルスが舞い上がることがあります。トイレはふたを閉めて流すようにしましょう。
(5)調理器具も消毒を!
手に付いたウイルスが、包丁やまな板、食器を介して食材に付くことで、感染を拡げてしまうこともあります。しっかりと熱湯(85度以上1分半以上)または0.1%濃度の次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。

◯効果的な手洗いの方法
トイレ後や調理や食事をする前の丁寧な手洗いがとても重要です。
(1)温水で洗う、石けんを使う。
(2)手洗いを2回繰り返す(2度洗い)。
(3)タオルは共用せず、ペーパータオルなどで手を拭き、よく乾かす。
最後にアルコールスプレーなどで消毒するとより衛生的です。親指の付け根、指先、爪の間、手のしわ、指の間、手首は汚れの残りやすいところを丁寧に洗いましょう。
※詳細は広報紙16ページの図をご覧ください。

◯正しいおう吐物の処理手順
(1)処理をする人は、使い捨てマスクと手袋を着用しましょう。
(2)中央に向かっておう吐物を集めて拭き取る。拭き取ったらビニール袋に入れて、袋の口を縛ります。
(3)手袋を外して。しっかりと手を洗い、新しい手袋を着けます。
(4)おう吐物の周囲直径4m程の広い範囲を0.1%次亜塩素酸ナトリウムで拭き取り、ビニール袋に入れます。
(5)手袋、エプロン、マスクの順に脱ぎ、ビニール袋に捨て、袋の口を縛り捨てます。
(6)最後に手洗いと手のアルコール消毒をしましょう。

◯消毒液の作り方
500ミリリットルペットボトルに、家庭用塩素系漂白剤をペットボトルキャップ2杯分(約10ミリリットル)を入れます。ペットボトルがいっぱいになるまで水を入れると、0.1%次亜塩素酸ナトリウムの消毒液の完成です。
冬に流行しやすい風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症等の予防にも手洗いが重要です。日頃から効果的な手洗いを行い、この冬も元気に過ごしましょう。

詳細:役場こども・健康課保健推進担当
【電話】25-2571