- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和7年3月号
■上浦幌中央小学校1・2年生 収穫感謝祭
▽青年部と豊作に感謝を込めて
12月19日(木)に、上浦幌中央小学校の1・2年生が、JAうらほろ青年部(以下JA青年部)の皆さんと収穫感謝祭を行いました。
上浦幌中央小学校では、毎年JA青年部の皆さんにお手伝いしてもらいながら、校内の畑に野菜を植えて育てる活動をしています。作業を一緒に行ったJA青年部の皆さんへのお礼の気持ちを込めて、収穫感謝祭を行いました。
1・2年生は、ジャガイモ・人参・玉ねぎ・トウモロコシを育てて、カレーライスとポップコーンをつくりました。カレーライスづくりでは、包丁を使うのが初めての1・2年生に、JA青年部の皆さんがサポートに入り、一緒に調理をしました。子ども達はJA青年部のみなさんに、野菜の切り方や包丁の使い方、おいしく作る方法などを教わりながら調理しました。
調理だけでなく、お米が炊きあがるまでの時間を使って、レクも行いました。子ども達が準備した絵しりとりやあぶくたったゲームをして、楽しく交流しました。
お米が炊きあがり、レクが終わった後は、完成したカレーライスを一緒に食べました。子ども達は、おいしく出来上がったカレーライスを食べ、嬉しそうな様子でした。
上浦幌中央小1年の西村星凛さんは「青年部のお兄さんたちと、たくさん遊べて楽しかった。一緒に作ったカレーもとてもおいしくできてよかった」と話しました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■浦幌中学校・上浦幌中学校 合同職場体験学習
▽働くことの大変さや楽しさを学ぶ
11月12日(火)と13日(水)の2日間、浦幌中学校と上浦幌中学校の2年生が合同で、町内事業所の職場体験学習を行いました。今回の記事は、(一社)十勝うらほろ樂舎で職場体験をした牧野誠立さん(浦幌中2年)が作成しました。体験の一つとして同級生の様子を撮影し、インタビューもしました。記事を書くのは初めてとのことですが、一生懸命書いた牧野さんの記事をぜひご覧ください。
(十勝うらほろ樂舎 藤川結子)
1事業所ごとに数名が訪問し、仕事を体験していました。その様子は、真剣に取り組んだり、時には笑顔を見せる場面があったりもしました。お菓子の店ニシムラに行った村田一真さん(浦幌中2年)は、お菓子の包装に苦戦していましたが、アドバイスを受けながら一生懸命に取り組んでいました。包装も綺麗に出来ていました。
また、浦幌小学校で体験した朝日優衣さん(上浦幌中2年)は「名前を覚えることや、算数を教えるのが難しい。クイズをやった時に、子ども達が笑ってくれたのが嬉しかった」と話していました。
取材を通して、他の職場体験先で頑張っている同級生を見ることができ、とても感動しました。僕も初めてやる事だったため、最初は全然分からなかったのですが、徐々にわかっていき、凄く良い経験になりました。将来の仕事の幅が広がったと思います。貴重な経験をありがとうございました。
(浦幌中学校 牧野誠立)
■編集後記
収穫感謝祭の取材に行ったときに、小学1・2年生がカレーライスをつくっているのを見て、驚きと悲しさを感じました。
なぜなら、1・2年生が青年部の方にサポートをしていただきながら、私より上手に包丁を使っていたのです。普段はあまり自炊をしない私にとって、子ども達の成長は嬉しいものの、私より上手に調理している様子を見ると、複雑な気持ちになってしまいました(笑)
さらに、作ったカレーを私もいただいたのですが、とてもおいしくできており、さらに心が…(笑)
というのは冗談で、子ども達が楽しく活動し、日々成長している姿を見ると、とても嬉しい気持ちになります。
子ども達を見習って、私も「自炊の機会を増やそう!」と決意した犬養でした。(いぬぴー)
2025年(令和7年)2月25日(火曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~