- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和7年6月号
▽上浦幌ひまわり保育園・上浦幌学園について
・ひまわり保育園に残ったのは3人(2家族)だと園として機能しないので、本別町に通わせてほしい。将来的に小学校や中学校も本別町に通わせてほしい。同級生がおらず学年1人で、同じ年代の子供と成長することが大切だし、部活なども人数が多い方がいい。上浦幌学園を無くしてほしい訳ではなく、希望のある方だけでもいいので。
・ひまわり保育園は人数が少ないので早急に何らかの対応をお願いしたい。上浦幌学園の一角を使用するなど。
➡〔こども子育て支援課回答〕
上浦幌ひまわり保育園については、2歳児より保育の受け入れを行っておりますので、0歳から2歳未満の児童又は親が浦幌町以外で勤務されているなどの理由で、上浦幌ひまわり保育園に通園できない方に限り、他市町村の保育施設に通園いただいております。
また、今後の保育園の運営にあたりましては、少子化の進行や親の転勤、転出などの理由により、令和元年度13名いた園児が令和7年度現在4名という状況となっております。そのため、地域のニーズを把握するために、アンケート調査の実施などを行い、保護者や地域住民の方の意見をいただいたなかで判断してまいりたいと考えております。
➡〔教育委員会回答〕
同級生が少ないことにより学びや育ちへの不安をお持ちであることについて、教育委員会としても真摯に受け止めております。
他方で、区域外就学については、通学が困難な場合など特段の事情がある場合に限り認めており、単に学級人数の多寡のみを理由とした変更は原則として認めておりません。(区域外就学の申請につきましては、個別に状況をお伺いしながら慎重に対応してまいりますので、教育委員会までご相談ください。)
浦幌町教育委員会としては、次の回答でも示している通り、保護者や地域の方々の意見を反映した学校づくりを行うことで、右記不安の解消に努めていきたいと考えており、ご理解とご協力をいただけましたら幸いです。
・魅力ある学校づくりをしてほしい(地域の特色を活かすなど)。コミュニケーションの為に大きな学校と交流を増やす、AIなど何かに特化した学校など。
➡〔教育委員会回答〕
本町では、保護者、地域の方々との協議を経て、上浦幌中央小学校と上浦幌中学校を統合し、令和8年4月に上浦幌学園(義務教育学校)を開校することになりました。
現在、上浦幌地区の義務教育学校設立等準備委員会で上浦幌学園の開校に向けた準備が進められており、学習指導部会では教育課程や学習活動について検討が進められています。今後、各部会からの提案事項について準備委員会で協議し、順次決定していく予定です。
具体的には次のとおりで、これらの教育活動のうち可能なものは令和7年度から試験的に実施・検証しているところです。
◎「知愛(ちあい)」~食とともに未来へ~を教育課程編成テーマに設定し、「食を通じた人間づくり」として、総合的な学習を軸に教科横断的な学びを展開する。
◎少人数教育の利点を生かしたオーダーメイド教育を推進するために、児童生徒の「個人カルテ」及び「キャリアパスポート」を活用し、個別最適な学びを保障する。
◎環境的デメリットの解消を目的にいろいろな文化や多様性に触れる機会を設定するため、ICTの活用と多方面との交流授業(体験的授業)を展開する。
上浦幌学園が通わせたくなる学校となるよう、準備委員会や学校運営協議会での議論も含め、保護者の皆様のご意見をお聞かせいただきながら魅力ある学校づくりを進めてまいりたく考えておりますので、ご協力をいただけましたら幸いです。
▽移住について
・移住の事業を行っているが、成果はどうなっているか。
〔その場で回答➡体験住宅などの状況を説明。〕
▽町の将来について
・自然減はしょうがないが、人口減少対策で社会減を減らすことをまちづくりとして行った方が良いのでは。
▽鹿の駆除について
・鹿の駆除する期間が決まっているので、「北村の沢、16線、川流布本線」の除雪をお願いしたい。林道の整備もお願いしたい。
・報償費がオスとメスで同じ金額だが、メスを駆除した方が頭数は減ると思うので、メスの金額を多くしてほしい。
➡〔産業課回答〕
除雪作業については関係者と調整を行い、効率的に進めていきたいと思います。林道の整備については通行に支障をきたしている場所を見つけた場合は産業課林務係へ連絡をお願いいたします。
報償費については、駆除対象となるシカの個体数の増加を抑制するため、性別に関わらず一律に報償費を支給する方針をとっております。いただいたご意見については、今後より効果的な駆除施策を検討する際の参考にさせていただきます。
▽ゼロカーボンについて
・ゼロカーボンは太陽光発電を進めるのか。会社ができたのか。
〔その場で回答➡浦幌町は森林が多く何もしなくても達成できるかもしれないが、二酸化炭素の排出を抑えることをしていかなければならない。化石燃料の使用を減らすために太陽光発電は必要。現在会社を設立する方向で進んでいる。〕
▽予防接種について
・帯状疱疹のワクチンを助成してほしい。
➡〔保健福祉課回答〕
帯状疱疹のワクチン助成につきましては、今月のお知らせ16ページの「帯状疱疹予防接種費用の助成について」をご参照下さい。