子育て 浦幌新聞 第120号(2)

■上浦幌中学校・浦幌中学校 修学旅行
▽地域活性化に向けて企業訪問
4月23日(水)から25日(金)の3日間、上浦幌中学校と浦幌中学校の3年生が、東京方面へ修学旅行に行きました。2日目に、ふるさと学習の一環としてそれぞれの中学校に分かれて企業訪問を行いました。

◎上浦幌中学校
上浦幌中学校の3年生は、ふるさと学習で地域活性化のために、自分たちにはどのようなことができるのか仮説を立てて、検証する活動をしています。
修学旅行では、自分たちの立てたまちづくりの仮説を、楽天グループ株式会社で働く方に聞いてもらいました。
子ども達は、企業理念や事業内容などの講話を聞き、オフィスの中を見て回りました。
また、子ども達の考えた仮説を発表し、アドバイスをもらうプレゼンテーションを行いました。社員の皆さんはそれぞれのプロジェクトに対して、「どんな人に届けたいのか」「何を一番伝えたいのか」などのアドバイスを、子ども達に伝えました。
上浦幌中学校3年生の石黒結愛さんは「アドバイスをしていただいたことをもとに、プロジェクトをより良いものにしていきたいです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました」と、感謝の気持ちと意気込みを話しました。

◎浦幌中学校
浦幌中学校の3年生は、浦幌町がより良い町になるためのプロジェクトを実践する「うらほろ活性化プロジェクト」を行っています。その一環として、修学旅行では東武トップツアーズ株式会社の本社にあるオフィスを借りて、浦幌町と関わりがあり、都市部で働く企業の皆さんと「大人と語る会IN東京」を行いました。
ワークショップでは、子ども達の考えた地域活性化プロジェクトを、大人の皆さんにプレゼンテーションしました。発表を聞いた大人の皆さんは子ども達に、アドバイスや「こんなこともできそう」などのアイデアを伝えました。
その後、プロジェクトの内容を修正したり、プロジェクト名を決定したりしました。
子ども達の「浦幌町を良くしたい」という想いがより表れるように、大人の皆さんと一緒に考えました。
浦幌中学校3年生の坂本春樹さんは「とても参考になるアドバイスをいただき、ありがとうございました。浦幌に持ち帰って、プロジェクトに活かしたいです」と感想を述べました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)

■今月号から浦幌新聞記者デビューした、新里早映(しんざとさえ)からメッセージです!
今年度から浦幌新聞を担当させていただきます、地域おこし協力隊の新里早映です。浦幌町の子ども達のいきいきとした表情や地域の皆さまの温かさを、紙面に載せてお届けできたらと思います。よろしくお願いします!

2025年(令和7年)6月25日(水曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~