くらし 地域おこし協力隊活動状況報告

■地域おこし協力隊 放課後児童対策担当
笠嶋美幸(かさじまみゆき)

こんにちは!今年度より地域おこし協力隊として着任しました、笠嶋美幸です。大学時代の友人から浦幌町の魅力を熱心に語られたことで移住を決意し、現在に至ります。友人をはじめ、ご縁に感謝しながら尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
私が担当しているのは、町の事業の一つである放課後児童対策事業「放課後子ども教室」です。学童保育とは異なりすべての児童を対象とし、放課後や休日に安心して活動できる居場所づくりを目指す取り組みです。子ども達が自らの興味に応じて活動を選べるよう、学習・スポーツ・文化活動・地域交流など多彩なプログラムを用意しています。
活動は大きく「あそび場」と「まなび場」に分かれます。「あそび場」は大人の見守りのもと、ボードゲームやKAPLA、ミニゴルフ等で自由に遊びながら、子ども達の自主性や人間関係を育む場です。一方「まなび場」には4つの教室が常設されています。
(1)「身近な生きものしらべ教室」では、持田学芸員のご協力のもと植物や昆虫の観察、夏休みには砂浜で生きもの探しを行いました。
(2)「アトリエとりっぷ」では、鹿戸麻衣子さんご協力のもと「アトリエをシェアする」をテーマに、一人一人がアーティストであることを自覚できるようペンネームバッジやエプロン作りを行いました。
(3)「キッズトレーニング」では、遊びの中で生まれる「やってみよう」「どうすればいいかな?」に出会い、身体や心を伸ばすことを目的に、屋内外で肋木やマット等を使った運動遊びを行っています。
(4)「オーラポロひろば」では、地域の方々のご協力のもと陶芸やハマナス収穫、千人おどりなど浦幌町の伝統やものづくりに触れる体験を行っています。
私は「あそび場」と「まなび場」の(1)(2)を担当していますが、子ども達の感性や表現の豊かさに驚かされ、素敵な笑顔に支えられながら活動に励んでいます。今年度の募集は終了しましたが、来年度以降ぜひご参加ください!