- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道標茶町
- 広報紙名 : 広報しべちゃ No.813 2025年11月号
中茶安別小中学校 校長
柏尾 和市
■大地に自分の足でしっかり立て
中茶安別小中学校は、全校児童生徒30人(小学生24人、中学生6人)の通う小中併置校です。小1から中3までの9年間を見据えた教育活動を展開しています。また、学校林を所有しており、学校林活動を年間通して取り入れているのが大きな特色です。
◇持続可能な学校林の活用
本校が所有する約9.7haの広さをもつ学校林を活用した全校学校林活動では、季節に応じた様々な活動を行い「森から学ぶ」体験的な学習を展開しています。
春の学校林活動では、カラマツ・トドマツの苗木100本を植樹するとともに、食害防止のためのツリーシェルターを設置しました。また、夏には、カラマツの枝切りや松ぼっくり採取などの体験活動を行いました。
本校の伝統である学校林を守りながら、森林の大切さ、ふるさとの良さを学んでいきます。
◇保護者・地域とのつながりを大切にした教育活動
本校は保護者・地域と一体となった教育活動を進めています。「運動会」や「子ども会行事」「冬の運動会」などの行事はたくさんの保護者の方々と協力して行われ、「もちつき大会」は、学校運営協議会や地域の方々を講師に行われます。また、学校林やスケートリンクの維持・管理も保護者や地域の協力を得て行われます。
地域と共に教育活動を行うことで、地域を愛し誇りに思う気持ちを育てていきたいと考えています。
