くらし (特集)9月1日は防災の日

「防災の日」は、過去に甚大な被害をもたらした関東大震災に由来して制定され、毎年8月30日から9月5日までを「防災週間」としています。
いざというときに備え、日頃から災害に対する意識を持つことが、自分や大切な家族の命を守ることにつながります。
ハザードマップで身の回りにどのような危険があるかを確認したり、水や食べものの備蓄や家具の転倒防止対策など、自分ができることから実践していきましょう。
詳しくはホームページをご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

◆地震に備えましょう
いつ起きてもおかしくない災害について知識を深め、それに対処する準備が大切です。

◇地震発生時の時間経過別行動
・(地震発生)とにかく自分の身を守りましょう
大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を受けたら、姿勢を低くし、頭を守り、揺れがおさまるまで待ちましょう。

・(2~5分経過)しっかり火の始末をし、火災を防止しましょう
大揺れがおさまったら、台所やストーブなど火の始末をしましょう。避難の時は電気のブレーカーを下ろし、ガスの元栓を閉めましょう。

・(5~10分経過)わが家の安全を確認・確保しましょう
火の始末をしたら、家族の身の安全を確認、確保し、災害情報(避難情報)を入手しましょう。また、避難可能な出口も確保しましょう。

・(10分~半日)隣近所の安否を確認するなど、助け合いましょう
家の外に出ることができたら、家具の下敷きになった人の救出や、消火活動を隣近所で協力して行いましょう。

・(半日~数日間)ライフラインが復旧(救援物資が到着)するまでの数日間は自分でしのげるようにしましょう
地震発生後の数日間は、水、食料に加え、電気などの供給が途絶える可能性があります。復旧(救援物資が到着)するまでの間をしのげるように、日頃から準備していた備蓄品等を活用しましょう。

◇備蓄品および持ち出し品一覧
・飲料水・食料品(米、パン、缶詰、ビスケット、粉ミルクなど)・懐中電灯・電池・カイロ・ガスコンロ・ストーブ・灯油・毛布・ティッシュ・トイレットペーパー・ろうそく・マスク(ない場合は鼻や口を覆うハンカチなど)・アルコール消毒液(ない場合はウェットティッシュなど)・体温計・免許証・保険証・印鑑・救急道具・衣類・生理用品・紙おむつ・薬・お薬手帳・モバイルバッテリー・10円玉(公衆電話は災害時に優先的につながるようになっています)など

◇ローリングストックについて
備蓄専用の保存食なども大切ですが、普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の備蓄を自宅に確保しておくことをローリングストックといいます。
日常生活の中に、非常備蓄を上手に組み込みましょう。

他にも、家族で避難方法や避難場所、連絡方法などについて話し合い、離れ離れの場合でも、どのようなことに注意すればよいか話し合うことも大切です。
以上のことに気を付け、いつ起こるか分からない災害に備えましょう。

◇戸別受信機を正しく運用していくために
付属の取扱説明書をお読みいただき、正しくご使用ください。

・乾電池ランプ
乾電池が消耗している、または乾電池が入っていない時、ランプが赤く点滅します。
乾電池は停電の時などの非常用のため、必ず入れてください。年に一度は新しい乾電池と取り換えてください。

・被覆(ひふく)のはがれた電池は使わない
取り扱いを誤ると、液漏れ、発熱、発火、破裂などを起こし、火災や周囲破裂の原因になることがあります。
万が一、液漏れが起こったら、総務防災・基地対策課まで連絡ください。

問合せ:総務防災・基地対策課【電話】0153-74-9506