- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道羅臼町
- 広報紙名 : 羅臼町広報誌「魚の城下町」〜みんなが主役のまち〜 2025年9月号
「睡眠」は人が生きていくために欠かせないものですが、特に子どもにとっては大切なものです。それは大人と子どもでは「睡眠」の役割に違いがあるからです。
大人にとって「睡眠」は頭と体を休ませるものですが、子どもの「睡眠」は未熟な頭(脳)と体を発達させるために必要なものです。子どもの脳は寝ている間に日中記憶された情報を整理するだけでなく、体を育てる「成長ホルモン」も分泌します。しっかり寝ることで良い心身が作られるので「寝る子は育つ」は事実なのです。
保護者の生活スタイルに合わせて夜更かししているお子さんもいますが、脳が成熟する思春期までの時期は大人に比べて長時間の睡眠が必要です。子どもの頃からしっかり眠る習慣をつけましょう!!
■生活リズムを整えるポイント
(1)就寝時間と起床時間を一定にする
夜は決まった時間に就寝し、朝は一定の時間に起きることを意識しましょう。まずは、毎朝同じ時間に起きることから始めるのがおすすめです。その際、休日もできるだけ同じ時間に起きるのがポイント。夜も「〇時になったら寝室に行く」など、時間を決めておくと生活リズムが整いやすくなりますよ。
(2)夕食は寝る2時間くらい前までに済ませる
食べた物を消化するには2時間程度かかるといわれています。食べた物がしっかり消化されると睡眠の質が向上し、朝もすっきり目覚めることができます。
(3)寝室の環境を整える
眠りにつきやすいよう、環境を整えることも大切です。部屋の照明を落とし、カーテンやドアを閉めて外から光や音が入らないようにしましょう。ストレッチや読み聞かせをするなど、寝る前のルーティンを作ることもおすすめです。
(4)朝は日の光を浴び、朝食をしっかりとる
体内時計は日の光を浴びることでリセットされるといわれています。朝目覚めたらカーテンを開け、部屋に日の光をとりいれましょう。また朝食をしっかりとることも大切です。食事をとることで体が目覚め、脳も活動モードに切り替わります。
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