- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県むつ市
- 広報紙名 : 広報むつ 令和7年9月号
■Vol.72 日頃からの地震の備えを忘れずに!
北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表された場合、発表から1週間は通常の生活(通勤・通学など)を送りつつ地震への備えの再確認、すぐに避難できる態勢の準備などを行ないましょう。たとえ、地震が起こらなくても、「空振り」ではなく防災意識の向上につながる「素振り(練習)」と捉えましょう。また、巨大地震は何の前触れもなく発生する可能性がありますので、突発的な大地震の発生に備えて、日頃から地震への備えを徹底しましょう。
◆地震時に迅速な避難が必要な場合
揺れを感じたり、津波警報等が発表されたりした場合に、直ちに津波から避難できる態勢の準備
○すぐに避難できる態勢での就寝
・すぐに逃げられる服装で就寝
・子どもや高齢者等、要配慮者と同室で就寝
・室内で最も安全かつ避難しやすい部屋の使用
○非常持出品の常時携帯
・準備しておいた非常持出品を日中は常時携帯、就寝時は枕元に置く
・身分証明書や貴重品を常時携帯
・防寒具等、積雪寒冷に備えた装備を手元に置く
◆地震によるリスクの高い場所がある場合
想定されるリスクからの身の安全を確保する備え
○揺れによる倒壊への備え
・先発地震で損壊した建物や崩れやすいブロック塀等にはできるだけ近づかない
○土砂災害等への注意
・先発地震により、土砂崩れの危険性が高まっている場所にはできるだけ近づかない
・崖崩れの恐れがある家では、崖に近い部屋での就寝を控える
・地震発生後の津波からの避難が困難な地域に立ち入る際は、そのようなリスクのある区域であることを意識して、いつでも避難できるようにする
◆後発地震に注意し、誰もが実施すべき備え
○緊急情報の取得体制の確保
・携帯電話等の緊急情報を取得できる端末の音量を平時よりも上げておく
・ラジオや防災行政無線の受信機等を日頃生活する空間に配置
○日頃からの備えの再確認
・水や食料等の備蓄の再確認
・避難場所・避難経路等の再確認
・家族との連絡手段の再確認
・家具の固定の再確認
・自治会単位での訓練等での再確認等
北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されたときの防災対応
(リーフレット「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震」より)
・北海道・三陸沖後発地震注意情報(内閣府HP)
(本紙二次元コードよりご覧ください)
・南海トラフ地震臨時情報(内閣府HP)
(本紙二次元コードよりご覧ください)
・過去の防災・減災知恵袋も市HPで確認できます
(本紙二次元コードよりご覧ください)
問合せ:防災安全課
【電話】内線2134