くらし あっと陸奥覧(MUCHURAN)

市内各地の話題をお届けします!

◆9/14(Sun)県内最大級の山車が並ぶ
▽令和7年川内八幡宮例大祭
川内八幡宮例大祭は、青森県内でも最大級となる高さ5メートルを超える山車が特徴の、京都祇園祭の流れを汲む伝統ある祭りです。門打ちや山車の大きな転回の際に披露される「ドンドン」は川内祭りの象徴とも呼ばれ、「イヨイヤサッサ」の掛け声に太鼓や笛、すりがねの心地よい音色が加わり、町内に響き渡りました。宵宮はあいにくの天候となりましたが、参加者の熱気により最終日には朝から晴天となり、絶好の祭り日和となりました。
夜になると川内橋に5台の山車が並び立ち、多くの参加者と観客が見守る中で花火の打ち上げが行なわれ、祭りに華やかな彩りを添えてくれました。

◆9/16(Tue)悠久の歴史を受け継ぐ大畑の渡御
▽令和7年大畑八幡宮例大祭
下北地域では最も多い7台の山車が参加するこの祭りは、9月の14日から16日までの3日間行なわれ、14日の宵宮では、能舞、神楽、山車などが各町内を練り歩き、15日、16日の本祭では、渡御行列が町内を巡り人々の安全を祈願します。
享保3年に始まったとされる大畑八幡宮例大祭渡御行列は、材木や海産物の積み出し港として賑わっていた当時の商人達の手でつくられたものと考えられています。「渡御」とは、御神輿を中心とする行列を指し、山車や神楽、大名行列を模した儀仗行列などが御神輿に供奉します。300年を越える歴史のあるこの渡御は、平成12年に青森県無形民俗文化財の指定を受けました。

◆9/17(Wed)仲間と歩んだ挑戦の記録
▽むつ☆かつ報告会
この日、むつ市役所で「むつ☆かつ報告会」が開かれました。本会では、夏に行なわれた県大会を経て東北大会や全国大会へと進出した中学生のスポーツクラブや、吹奏楽コンクールで活躍した吹奏楽クラブの生徒たちが成果を報告しました。生徒たちから大会を通じて感じたことや学びが語られ、仲間や地域の支えに感謝が伝えられました。会場では生徒たちの堂々とした発表に大きな拍手が送られ、市長や教育長からも温かい労いの言葉が贈られました。

◆9/19(Fri)地域を守る交通安全運動
▽令和7年交通安全宣言大会および交通安全パレード
秋の全国交通安全運動の実施に伴い、令和7年交通安全宣言大会と交通安全パレードがイベント広場で開催されました。
柳町ひまわり保育園の園児達のほか、全9団体が参加し、大会終了後は、イベント広場からマエダ本店まで交通安全パレードを実施し、街頭活動を通じて地域の皆さんに交通安全を呼びかけました。今年の全国交通安全運動は、「歩行者の安全な道路横断方法等の実践と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進」などの3項目に重点を置いて実施されました。

◆9/21(Sun)ワクワク!芦崎ジオ探検隊
▽こどもジオ芦崎探検隊
下北ジオパークの芦崎を舞台に、海上自衛隊大湊地区隊と下北ジオパーク推進協議会が連携して「こどもジオ芦崎探検隊」イベントが開催されました。下北の小学5年生と6年生の18名が参加したこのイベントでは、芦崎湾内クルーズや芦崎探検、艦艇見学を体験しました。
芦崎探検では、ミッションカードを使った謎解き形式で、自然や地質、地域の歴史について学ぶことができました。
楽しみながら探究心や郷土愛を育む貴重な機会となり、また活動成果の共有を通じて地域全体のジオパーク学習の発展にもつながりました。

◆9/24(Wed)地域の期待を胸に全国へ挑戦
▽第24回全国障害者スポーツ大会出場報告
この日、第24回全国障害者スポーツ大会のバレーボール(知的・男子)競技に青森県代表として出場する西村匠吾(にしむらしょうご)さんが、市長を表敬訪問しました。
西村さんは、宮城県で開催された北海道・東北ブロック予選にセッターとして出場し、岩手県・宮城県を破りチームを優勝へと導きました。これにより、滋賀県で開催される全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ」に初めて出場することになり、全国の舞台で活躍が期待されています。
訪問当日には、市長から今後のさらなる成長と活躍を期待する激励の言葉が贈られました。

◆10/3(Fri)地域貢献50年の社会参加章
▽「ボランティアむつの会」内閣府社会参加章伝達式
むつ市で活動する「ボランティアむつの会」が、令和7年度内閣府社会参加章を受章しました。これを記念して、市長から表彰状と盾が代表者に伝達されました。同会は令和7年度に設立50周年を迎える団体で、会員120名は全員65歳以上です。
「学ぶ楽しむ奉仕する」を基本方針に、高齢者施設訪問活動、認知症カフェ支援、子ども食堂の開設、ひとり親家庭支援、市の事業協力など、多岐にわたる活動を展開しており、長年の地域福祉への貢献が高く評価されました。

◆10/13(Mon)夢の平成号、新たな夢の創出へ
▽夢の平成号ラストランセレモニー
平成元年から下北の海を巡り、多くの人々に愛された観光遊覧船「夢の平成号」が、ラストランを迎えました。脇野沢港で行なわれたセレモニーでは、市長から乗組員へ感謝の花束が贈られ、大漁旗に見送られながら最終航海へと出発しました。
限られた経営資源を有効に活用するための「選択と集中」の考えのもと、今回の運営終了が決断されましたが、脈々と紡がれてきた「夢」はかたちを変え、これからは脇野沢の新たな拠点づくりを通じて、地域の賑わい創出へと受け継がれていきます。