くらし MONTHLY TOPICS 1か月のできごと
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- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県平内町
- 広報紙名 : 広報ひらない 令和7年8月号
■地域に尽くした功績をたたえて 納税貯蓄組合長を表彰
6月27日(金)、町立山村開発センターにて「令和7年度永年勤続納税貯蓄組合長表彰式」が執り行われました。
永年にわたり納税貯蓄組合長として組合員の指導や納税成績の向上に尽力し、町財政に大きく貢献された方々が退任されることを受け、その功績に対し、船橋町長より感謝状が授与されました。
また、今もなお活躍されている方々には、平内町納税貯蓄組合連合会の八戸久雄会長より表彰状が授与されました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■「金融犯罪被害防止」をテーマに出前講座を開催
6月18日(水)、青少年ホーム視聴覚室にて、東北財務局青森財務事務所の講師を招き、金融犯罪被害の防止をテーマに「おらんどカフェ」で出前講座を開催しました。
特殊詐欺被害の対策を目的に、わかりやすい講義と、参加者のご協力のもと「寸劇」を交えながらの講座となりました。
今回の寸劇は、「キャッシュカード詐欺盗」と「警察官をかたる詐欺」の2つを実施し、いずれも青森県内で被害があった事例とのことです。
受講された方々からは「とても勉強になった」「被害に遭わないよう気をつけたい」といった感想が寄せられ、有意義な講座となりました。
おらんどカフェとは、「おらんど(自分たちの)」という津軽弁と、認知症のイメージカラー「オレンジ」を掛け合わせた名前で、町民が考案した名称です。認知症の方やご家族、地域の皆さんが気軽に集まり、会話や脳トレ、相談などを楽しめる場として不定期に開催しています。ご家族の方には相談支援も行っていますので、興味のある方は平内町地域包括支援センターまでお問い合わせください。
問合せ:平内町地域包括支援センター(役場福祉介護課内)
【電話】755-2114
■駅前に彩りを添えて 第1元町町内会が花壇の花植えを実施
6月8日(日)、第1元町町内会(蝦名守会長)では、環境美化事業の一環として、小湊駅前の花壇に花植え作業を行いました。当日は好天に恵まれ、町内会会員17名のほか、就労サポートセンターの職員2名と利用者6名も加わり、にぎやかな雰囲気の中で作業が進められました。作業は雑草の除去から始まり、クワで土を耕した後、色とりどりの花々が手際よく植えられました。蝦名会長は、「平内町の環境美化に協力し、地域に寄り添う活動の一環として始めましたが、皆さまのおかげで節目となる10年目を迎えることができました。平内町の玄関ともいえる駅前広場なので、電車利用の方々に安らぎを感じていただけたら幸いです」と話していました。
■陸奥湾のホタテを守るために 陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭
6月15日(日)、内童子地区国有林「社会貢献の森」にて、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹祭実行委員会(永井雄人実行委員長)主催で植樹祭が開催され、高校生や大学生を含め約130人が参加しました。この活動は、猛暑でホタテガイが大量にへい死したことをきっかけに、陸奥湾に注ぐ川の上流に広葉樹を植樹することで、栄養分が豊富で冷涼な水が海に届くようにしようという取り組みです。
この日は日差しが強く、参加者は汗を拭いながら、山の斜面にスコップやクワで穴を掘った後、100本の苗木を1本1本丁寧に植え付けました。参加した亀田翔さん(第3小林)は「初めての体験で穴を掘るのが大変だったけど、途中からはすごく楽しかったのでまたやりたいと思いました。植えた木が早く育ってほしいです」と話しました。
■管内小学生が漁業体験学習に参加
6月19日(木)に東小学校の児童6名と山口小学校の児童13名が、23日(月)には小湊小学校の児童39名が、土屋漁港で水産漁業体験学習に参加しました。
この学習は、平内町漁業協同組合土屋支所・土屋漁業研究会(逢坂清人会長)の協力のもと、漁業の担い手不足といった課題に対応し、児童に水産業への関心を深めてもらうことや町の豊かな水産資源の魅力を伝えることを目的に行われています。児童たちは救命胴衣を着けて漁船に乗り込み、沖合の漁場へ。引き揚げ作業を見学し、甲板のかごに入った魚やカニにふれながら、歓声をあげて楽しむ姿が見られました。漁業体験の後は土屋コミュニティセンターで、漁師の方々が用意したホタテのバター焼きを味わい、「こんなに美味しいホタテを育ててくれてありがとうございます」と感謝の言葉を伝えました。
この体験学習は、来年度以降も継続される予定で、将来の漁業を支える人材育成にもつながることが期待されています。
■松風塾高校生が取り組む環境保護プロジェクト!
6月28日(土)、松風塾高校(澤田高久校長)の生徒や教職員、保護者ら52人が、夏泊半島大島周辺の清掃活動「夏泊クリーンプロジェクト」を実施しました。これはチャリティキャンペーンを行うテレビ番組「24時間テレビ」の環境保護プロジェクトの一環として行われたものです。
参加者は約1時間かけてペットボトルやプラスチックごみ、缶など、海岸線のごみを集めました。
3年の村上愛奈さんは「海が汚いと日本や青森県の印象が悪くなってしまうと思うので、この活動を通して、外国の方にきれいな海を見てもらい、気持ちよく帰ってもらえるよう、ごみを拾って環境を大切にしたいと思いました」と話しました。
また、7月5日(土)、同校では学校林内で「下草刈り作業」を行いました。この活動は、山の保全を目的として2021年にヒバの苗木を植樹して以来、毎年継続して実施しています。
当日は、雑草が生い茂ってヒバが隠れてしまっている場所も多く、生徒たちは鎌を使って丁寧に草を刈り取り、木に日光が届くように整備しました。3年生の峰村悠希さんは、「木が大きく育つためには、このような地道な作業が必要なんだなと感じました」と話していました。