くらし 今別町町制施行70周年記念式典
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- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県今別町
- 広報紙名 : 広報いまべつ 令和7年7月号
『令和7年5月29日 今別町開発センター』
~町制70年を祝して~
今別町長 阿部義治
津軽半島の北端に位置し、海と山の自然に囲まれた私たちの故郷今別町は、昭和30年3月31日に、旧今別村と旧一本木村の合併により町制がスタートしました。
そして今年、「平成の大合併」に進まず、「自立の町」を選択し、時々の先人の英知とたゆみないご努力により、記念すべき70周年を迎えることができました。
この記念すべき佳節を町民の皆様とともに迎えることができましたことを心からお慶び申し上げます。
さて、今日までの10年を振り返れば、平成28年3月には町民待望の北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」の開業を迎え、町は大きな活力を得ました。
以来、平成30年7月には町民スポーツの拠点として「いまべつ総合体育館」の完成、令和5年4月県立青森北高等学校今別校舎を再活用した新校舎への今別小学校の移転、翌年4月学校給食センターの整備など、教育施設等の充実が図られました。
また、世界・日本中を震撼させた新型コロナウイルス感染症の猛威や令和4年8月に発生した、青森県では初めての線状降水帯による大雨災害、その大雨によりJR津軽線「蟹田駅から三廏駅」間が不通となり、結果として令和6年5月蟹田駅以北の自動車交通転換への意向表明などの出来事がありました。それでも町民みんなが一丸となり、困難・課題を乗り越え、着実にまちづくりを進めてきました。
この記念すべき年にあたり、これまでの歩みに思いを馳せるとともに、先人たちから受け継いだ気概と地域資源を活かし、第6次今別町総合計画で掲げる将来像「誰もが快適で便利な環境のもと暮らし続けたくなるふるさと」の実現を目指してまいります。
これまでの町の発展に寄与いただいた先人に敬意と感謝の意を表すとともに、70周年のキャッチフレーズ「つながる笑顔、つなげる未来―今別町町制施行70年」にありますように、町民一人ひとりが笑顔で次代に誇れる「いまべつ」の将来に向けて、町民の皆様とともに一歩一歩、力強く歩んでまいります。
●来賓の皆様からのご祝辞
▽青森県知事 宮下宗一郎様(代読:副知事 小谷知也様)
「本県が抱える課題解決に向け、県と市町村が方向性を共有しながら、連携をさらに強化し、取組の効果を一層高めていきたいと考えています。今別町におかれましても、住民の心と地域の力を結集し将来の実現に向け、更なる飛躍を遂げられることをご期待申し上げます。」
▽青森県議会議員 福士直治様
「町制施行70周年という節目は、過去の歩みを振り返るとともに、未来への道筋を見定める大きな機会だと考えます。これからの今別町が次世代に誇れる町として、ますます発展していくことを願っています。」
▽今別町議会議長 本郷良克様
「これからも時代の変化に柔軟に対応し、まずは十年後の未来に向けますます発展していくために、みんなが力を合わせて歩んで行かなくてはなりません。町民の皆様とともにこれからの町の未来を築いていくことを誓い、一緒に新たな一歩を踏み出したいと思います。」
●小・中学生作文発表
当日は、今別小学校・今別中学校の児童生徒による作文発表が行われ、今別小学校6年の宮本莉音さん、森田奏音さん、秋村明漣さん、今別中学校2年の澤田妃奈乃さんが「町の未来」について発表しました。
※詳細は本紙PDF版3ページをご覧ください。
●70周年記念コンサート
式典終了後、青森県警察音楽隊による記念コンサートが行われました。素敵な演奏やパフォーマンスに会場からは盛大な拍手が送られました。