- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県今別町
- 広報紙名 : 広報いまべつ 令和7年7月号
地域プロジェクトマネージャー周布祐馬
こんにちは、『元』地域プロジェクトマネージャーの『ぷーま』こと周布祐馬です。先日6月30日をもって、3年間の任期を終え、地域プロジェクトマネージャーは卒業となりました。
毎月書かせていただいた広報今別のこちらのコーナーも今月で連載終了となります。拙い文章にもかかわらず、様々な方から「読んでるよ」「勉強になったよ」とお声がけいただくこともあり、とても嬉しく思います。本当にありがとうございます。そして驚いたのは町内だけでなく、町外の方からも多くの反響をいただけたこと。町の広報紙、侮るなかれ。ですね。
今回も含めると広報今別には通算36回寄稿させていただきましたが、ただの1度も書く内容を探すのに苦労したことはありませんでした。反対に皆さんに知ってもらい、共に考えたいことが多すぎて困ったくらいです。この連載終了後もみなさんには町のこと、地域のことについて考えることを続けていただければ嬉しいです。
さて前置きが長くなってしまいましたが、最終回は「ぷーま的これからの今別に必要なこと」についてお伝えできればと思います。
■ぷーま的これからの今別に必要なこと
これからの今別に必要なこと、思い当たることといえば少子化対策、高齢者や子どもへの支援、空き家対策など様々なことがあるかと思います。でもこれらって私たち町民一人ひとりが取り組むには少し荷が重く感じます。
今回私がお伝えしたいのは、一人でもできる、子どもでもできる「これからの今別に必要なこと」です。それは、
=この地域の未来をデザインすること
こうやって書くと少し難しいでしょうか。そこでもっと簡単に言い換えます。
▽25年後、私が暮らしたいのはこんなまち
25年後なんてこの世にいません!という方は、
▽子どもや孫に暮らしてもらいたいのはこんなまち
いかがでしょうか?これなら考えられそうですよね?
地域の未来をデザインすることとは、自分が暮らしたいまちをイメージすることから始まると僕は考えています。文章でもいいし絵でもいいです。自分のイメージを形にできればなんでもいいんです。「こんな交通手段が欲しい」とか「こんな買い物ができたらいいな」など、暮らしの一部分のイメージでも大丈夫です。みなさんが表現しやすい方法、イメージしやすい部分からぜひ考えてみてください。
地域の未来デザインは行政や誰か一部の人が行うのではなく、地域に暮らす一人ひとりが自分のイメージを出し合って作りあげることが理想です。行政などにお願いするのは、あくまでも旗振り役や取りまとめ役。イメージするのは地域に暮らす人一人ひとりなのです。
「おらほの地域」「おらほのまち」なのですから、『一家に1枚、未来デザインと防災マップ』これが当たり前になれば、きっと誰もがうらやむ地域になっていること間違いなしですね。笑
これまで3年間「Think with ぷーま!」にお付き合いいただき、また地域プロジェクトマネージャーの活動にご協力、応援いただき本当にありがとうございました!
地域プロジェクトマネージャーとしての活動はこれで区切りとなりますが、私自身はこれからも引き続き今別近辺で活動していますので、どこかで見かけた際はどうぞお気軽に声をかけてくださいね!