- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県今別町
- 広報紙名 : 広報いまべつ 令和7年7月号
■5月27日(火曜日)「鮎」放流
今別地区の今別川下流にて、今別こども園の園児たちが「鮎の放流体験」を行いました。今別町内水面漁業協同組合員や地元の方々の協力のもと、元気いっぱいの子どもたちが小さなバケツを手に、ピチピチと元気に跳ねる鮎を川へ放流しました。
元気な鮎の稚魚に「かわいい!」「大きくなってね」と目を輝かせる子もいれば、ちょっぴり怖がりながらも慎重に鮎を川へ送り出す子もいましたが、一人ひとりが自然と命にふれる、かけがえのない体験となりました。
■5月30日(金曜日)弘前大学いまべつ牛ブランド化共同研究成果報告会
いまべつ牛のブランド化に向けた調査研究に係る令和6年度成果報告会が開かれ、畜産農家らが今別町との包括連携協定を締結している弘前大学から、国内の牛肉消費の実態や、先進事例調査の分析、道の駅いまべつでのアンケート調査の結果について報告を受けました。
弘前大学農学生命科学部石塚教授、松﨑教授は、2年間の調査結果を基に、「県外の消費者を中心にいまべつ牛の認知度が低いという課題が浮き彫りとなった」「購入経験を有する消費者において、リピーターと認識できる消費者も登場しつつある」と分析しました。その上で、継続してプロモーションを行っていくことの必要性を呼びかけました。学生からは、アンケート調査の際、いまべつ牛のモニュメントを見たことや町内のレストランを検索しヒットしたことがきっかけで偶然道の駅にいまべつ牛を食べに来た方が多かったことを紹介。道の駅に来た方がいまべつ牛の特徴を覚えられる環境が必要だと提案しました。
町では今年度も弘前大学の協力をいただきながら、いまべつ牛のブランド化に向けて取り組んでいきます。
■6月10日(火曜日)JR津軽線蟹田以北に関する基本合意書締結式
青森県庁において、JR津軽線蟹田以北に関する基本合意書の締結式が行われました。
締結式では、JR東日本による合意内容の説明の後、4者が合意書に署名しました。阿部町長は、「一日も早く鉄路を撤去し、踏切の道路化等を実施したい」「町民にとって便利な地域交通の確保はもちろん、鉄路廃止に負けないまちづくりに尽力していく」と思いを語りました。
合意書には、令和9年4月1日に鉄道を廃止し、自動車交通に切り替わることやJR東日本が18年分の運行経費として33・66億円を拠出することなどが盛り込まれています。
※基本合意書等の詳細は、8月号に掲載します。
■6月18日(水曜日)今別川をきれいに
6月18日、今別川の美しい自然環境を守るため、ゴミ拾いのボランティア活動が行われました。
地域住民をはじめ、今別の小中学生、今別町内水面漁業協同組合員ら約70名が集まり、河川敷を中心にゴミ拾いに取り組みました。特に、あすなろ公園の駐車場近辺や、河川敷道路に空き缶・ペットボトル・プラスチックごみが散見され、参加者が、拾ったゴミをゴミ袋へ入れていました。
活動を終えた小中学生の生徒らは、「ゴミを拾って街をきれいにすることができてよかった。」「このような活動を通して、これからも今別町のSDGsを守って行きたい。」とコメントしていました。