くらし 村議会3月定例会(4)

■一般質問
《小野 正幸 議員》
○村内の温泉施設の現状と利用状況
問:(ア)ふれあいセンターにおいて、設備の故障により数日休業したことがあったが、3施設について、修理、改修の必要性などの現状を問う。
答:(村長)光田寺コミュニティセンターは修理・改修の必要はないが、ふれあいセンターは、屋根や浴室の出入口の修繕、トイレの改修などが考えられており、老人憩の家については、屋根の補修や脱衣所の床のゆがみなどがあると聞いている。
いずれも改修期間中は休業となる可能性があるため、指定管理者との話し合いなどで時期や改修場所の順番を決めていきたい。

問:(イ)村公共施設等総合管理計画では、老人憩の家について、「方向性」が「改築」となっているが、これまでどのような議論や検討がされたのか。また、具体的な改築時期は決まっているか。
答:(村長)これまでの検討内容としては「改築時期は財政状況により判断する」としている。その理由として、旧前田屋敷老人福祉センターでは、温泉施設の湯あたり問題や大広間の利用がなくなったことから光田寺コミュニティセンターを着工したが、その後、大型施設の建設が続き、村の財政状況を見ると、公債費の割合が増加傾向となり、時期を見定めたいと考えている。

問:(ウ)手すりが片方にしかない施設に、両腕で使える手すりを設置する考えはあるか。
答:(村長)各施設の浴室に両腕で使用できる手すりを設置するスペースがあるか調査を行う。

○詐欺被害とその対応
問:(ア)近年、新聞やニュースなどで報道されている詐欺事件について、県内や近隣市町村でも発生しているが、村において詐欺被害の事案や相談などは寄せられているか。
答:(村長)詐欺被害や消費者トラブルについては弘前市の「ヒロロスクエア」内の「市民生活センター」において、弘前圏域の市町村のすべての住民を対象に相談受付をしているため、村民の相談状況の詳細は、市民生活センターで管理している。
村の相談窓口は企画観光課となっているが、電話等の相談はなく、今後村民から相談を受けた場合も、市民生活センターの窓口を紹介し、専門の相談員からアドバイスをもらい、早期に解決できるよう努めている。

問:(イ)村では村民が詐欺に遭わない・遭わせないようにするための取組みは行っているか。
答:(村長)毎年、行政連絡員や民生委員を通じて、高齢者世帯を中心に啓発用品や、消費者トラブル対策についての「くらしの豆知識」を配布することで、消費者トラブルの防止を図るとともに、村相談窓口紹介ネットワークによる、高齢者の見守り活動でも、相談窓口の紹介や相談を受けるなど、村民がトラブルに遭わないよう防止活動に取り組んでいる。