くらし 村議会9月定例会(3)

■一般質問
◆品川正人議員
▽観光いちご園の閉園の経緯と今後の利活用
問:(ア)閉園に至った経緯とビニールハウスをはじめとした園地の管理状況は。
答:(村長)
新型コロナウイルス感染症の流行や令和5年の猛暑の影響などにより売り上げが減少し、経営不振に陥り閉園となった。令和6年8月をもって閉園となったが、会社自体は存続しており、ビニールハウスなどの管理は会社側で行っている。

問:(イ)今後の利活用についてどのように考えているか。
答:(村長)
村としては、観光いちご園の復活を望んでいるが、会社側の判断になると思われる。

◆阿保勇人議員
▽屋外の多目的トイレの設置
問:(ア)現在、田舎館中学校のグラウンドには屋外トイレがないが、屋外で部活、クラブ活動する生徒のほか、ねぷた祭りや相撲大会などの地域行事の来訪者は中学校の校舎内のトイレを使用している現状である。利用の際に、校舎の防犯面でのリスクや、障がい者、高齢者、乳幼児連れの方への利便性の課題があると思われるが、村ではこの課題をどう認識し、設置についてどのように検討しているか。
答:(教育長)
部活動や地域行事などの活動で学校内のトイレを利用するにあたり、障がい者などの利便性に多少なりとも課題はあると思われるが、緊急性はないと認識している。また、施錠をすれば校舎内へ侵入できないようになっているため、利用するにあたり、防犯面で特に支障をきたすことはないため、多目的トイレの設置については考えていない。

問:(イ)災害時や地域行事での活用という多面的な効果を期待できるが、将来的な整備計画に位置付ける可能性はあるか。
答:(教育長)
災害時や地域行事の活用については、現状でも十分に対応できるものと考えているため、整備計画に位置付ける可能性はない。

問:(ウ)中学校のグラウンドにはクラブハウスがあり、トイレがないと認識しているが、耐用年数を過ぎ、老朽化による改修工事や屋外トイレを設置する考えはあるか。
答:(教育長)
クラブハウスは建築から35年が経過しているものの、現時点では、緊急性があり、大規模な修繕が必要とされるところはなく、通常の維持管理で十分利活用できる状況であるため、クラブハウスの改修工事や屋外トイレを設置する計画はない。

問:(エ)国や県の補助制度を活用し、整備計画に位置付ける可能性はあるか。
答:(教育長)
建て替えが必要だと判断される場合には可能性もあると考えるが、現状においても十分利活用できることから、現在のところ、整備計画に位置付ける可能性はない。

■村議会臨時会
第3回臨時会が10月1日に開かれ、次の案件が可決されました。

◆可決された主な案件
▽予算関係
・令和7年度一般会計補正予算

▽その他
・地域食材供給センターの指定管理者の指定
・固定資産評価審査委員会委員の選任