- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県風間浦村
- 広報紙名 : 広報かざまうら 2026年1月号
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村では、令和5年3月1日、「ゼロカーボンシティ」への挑戦を宣言、令和6年秋には、環境省から「地域におけるブルーカーボンに関する重点調査」の対象地域として、全国3地域の中の一つに選定されました。そして、令和7年度においては、下風呂支所の海域を中心に海の調査とウニの試験的な移植事業を実施、令和8年度も同様の事業が計画され、今後のさらなる藻場再生事業の展開が期待されています。ウニの適正管理による藻場の再生事業、そして、林業振興とグリーンカーボン事業を展開し、あわせて、再生可能エネルギーの導入を進め脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
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コロナ禍以降、観光客のニーズや動向は大きく変わったものと認識しています。下北半島唯一の温泉郷「下風呂温泉」の強みである四季折々の豊富な食材と効能豊かな泉質である温泉を活かした体験型・滞在型観光の創出を図り、リピーターの確保と誘客促進に繋げてまいります。
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風間浦村教育大綱の基本理念・基本方針により、家庭、保育所、学校、地域の連携を推進し、学ぶことを通して、郷土に誇りと愛着を持って、未来を切り拓き、心豊かで夢や希望を抱いてたくましく生きる人づくりを目指します。
引き続き、学校法人同志社のご協力をいただき、小規模校のメリットを最大限活かした先進的な教育環境の整備、グローバル教育・キャリア教育の推進を図ります。
また、保育料、18歳までの医療費、ミルク給食の無償化の継続と小学校、中学校の修学旅行費の助成、小学校、中学校、高校に入学する保護者への「ゆかい村入学お祝金」の継続と拡充により子育て世代の負担軽減を図ります。
学校給食については、大間町が計画する給食センター整備計画へ参加し、学校給食を導入いたします。給食センターの稼働までの間は、地元仕出し業者の協力をいただき、引き続き、月2回程度の配食の日を設け、完全給食に繋げてまいります。
あわせて、所得制限のない定住促進住宅の整備を検討し、働く場は他の市町村であっても、この村で子育てや、教育を受けさせたいと思えるような施策とPRを展開します。
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コロナ禍で制限されていた様々な介護予防・健康増進事業が再開されています。今後も平均寿命の延伸が見込まれる中、「できるだけ健康でいたい」というのは誰しもの願いです。高齢者の皆さまが、いつまでも元気に活躍することは、村の活力の源になります。安心して、すこやかに生き生きと暮らしていけるように、健康づくり、生きがいづくりに積極的に取り組むとともに、安心安全の確保につながる環境の整備について検討してまいります。
医療については、引き続き指定管理により、大柳医師(医療法人章士会)にお願いし、地域の皆さまにとって身近な医療を確保いたします。また、各種ワクチンの接種においても、風間浦診療所のご協力をいただきながら、感染予防に努めます。
生きがいづくりの取り組みとしては、桑畑温泉湯ん湯ん♪を活用した「湯っこの会」をはじめ、フレイル予防教室やシニアカフェの実施など、さまざまな方法で閉じこもり予防や認知症予防につなげることができる交流の機会と場を整えていきます。
健康増進については、健診率の向上対策をはじめ運動不足解消のためのウォーキング教室・ヨガ教室等の開催、グラウンドゴルフ等の軽スポーツの普及を図り、健康寿命の延伸に繋げていきます。
また、新役場庁舎の開庁により、村民生活課が移動となることで各種手続きが一元化されます。総合福祉センター「げんきかん」においては、現在のデイサービス事業、配食・見守りサービス事業を継続し、現施設の利活用の検討を含め福祉の充実を図ります。さらに、民生委員・児童委員協議会と連携し、一人暮らしや高齢者世帯の訪問・相談を通して必要なサービスを円滑に提供できる体制を充実させていきます。

人口減少は、我が国の最も深刻な問題の一つです。当村においても、公共施設のワーケーション活用・二地域居住・季節移住・リゾートバイト・季節バイト等について、先行する自治体の取組を調査分析し、これら地域に潜在する資源を活用する関係人口の創出に取り組んでいきます。
また、地域おこし協力隊の受け入れと地域に関連する事業や企業の誘致を促進し、関係人口の増と安定財源の確保に繋げてまいります。

本体工事の中断が続く大間原子力発電所については、原子力規制委員会による地震・津波の審査がほぼ終了し、プラント審査が進められており、この1年で大きな前進があったものと認識しております。
大間原発三ケ町村協議会では、三ケ町村の総意としてオフサイトセンターを当村古野地区高台に誘致することを決定し、関係機関への要望活動を展開することといたしました。これにより、風間浦バイパスの事業化が大きく進むことを期待するものであります。
また、当村は、共存共栄を基本に覚え書きを締結し大間原発計画に協力していくこととしています。今後予定される作業員宿舎用地の確保や関連企業の誘致にも取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
令和8年は、新役場庁舎・新消防庁舎での業務が開始となる節目の年となります。引き続き、村民各位のご理解とご協力、そして風間浦村を愛する皆様のご支援をいただき、「すべての村民が生きがいと幸せ、安心・安全を実感できる持続可能な風間浦村」を目指し、村政運営に誠心誠意取り組んでまいります。
新年が皆様にとりまして、穏やかで災害のない輝ける年となりますようご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。
