- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県三戸町
- 広報紙名 : 広報さんのへ 令和7年12月号
◆地域おこし協力隊隊員
三戸高校魅力化コーディネーター
村田 修子(しゅうこ)さん
10月は、公私ともにイベントが重なり、学びと出会いがぎゅっと詰まった1ヶ月でした。11日には三戸高校コーディネーターとして高校生と「三戸ゆるみらいトーク」を実施。焚き火を囲んで語り合う中で、生徒から「大人って楽しい?」という問いがあり、はっとしました。わたしは「今、ライフステージが変わるところで、大変さや不安もあるけれど、好きや好奇心に素直でいられると、とても楽しい」と答え、挑戦する大人の背中をもっと見せたいと心に刻みました。15日は「地域づくりファシリテーター養成研修」で事例発表。昨年は受講者の立場でしたが、三戸町・三戸高校で実践したことを踏まえて、今年は伝える側として戻れたことが大きな励みになりました。25日は城山ジャンボリーで初めてMCを担当。来場者のみなさんの明るさに支えられ、会場の空気を一緒につくる喜びを感じました。初めてのことに挑戦できるのって楽しいです。30日は「地方創生フォーラム」にパネリストとして登壇し、三戸での挑戦と学びをここでも共有。ライフワークの音楽活動も仲間のおかげで町内外で続けることができ、準備や調整、片付けまで含めて充実の時間でした。こうして振り返ると、三戸高校魅力化コーディネーターとして、地域おこし協力隊として、そして一人の町民として、役割の境界を行き来しながら、さまざまな経験が積み重なった10月でした。イベントの現場で交わした何気ないひと言や笑顔が、次の企画の種になります。いただいた温かい声と出会いを力に、これからも人と人を結ぶ小さな一歩を重ね、ワクワクする大人が増える町の景色を、みなさんと一緒に育てていきます。
