くらし まちのわだい

[2/17]水平リサイクルに関する協定を締結
▼100%ペットボトルに再生
三戸地区環境整備事務組合、三戸町、田子町、南部町とサントリーグループとの間で「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を県内で、初めて締結しました。令和7年4月から三戸町、田子町および南部町(南部・名川地区)の家庭から集められた使用済みペットボトル全量をサントリーグループに引き渡し、再びペットボトルとして再生されます。
同組合管理者の工藤祐直南部町長は「今後は100%水平リサイクルされ、環境負荷が低くなることから、住民のリサイクル意識が一層高まると確信している」と話しました。
※町民の皆さんはこれまでどおりキャップとラベルを取って、中をすすいで乾燥させ、指定袋か透明な袋に入れて、指定された日に出してください。

[2/28]工藤愛子さん100歳顕章
▼100歳おめでとう!
工藤愛子さん(大正14年2月28日生まれ)がめでたく100歳の誕生日を迎え、役場で沼沢修二町長から顕彰状と祝い金、記念品を受け取りました。工藤さんは三戸町で5人きょうだいの長女として生まれ、豆腐屋、アイスキャンディー屋のほか、夫の製材所のお手伝いをしていました。
工藤さんの家族は「愛子さんは80歳過ぎまで趣味としてパソコンのカードゲーム「ソリティア」を行っていました。その他にも、計算問題をとくのが得意で頭を使ったり、手を使ったりしていたので、それが長寿の秘訣かもしれません」と話しました。

[3/3]郷土料理レシピ集の寄贈
▼郷土料理の技術や知識を町民に広める
「さんのへ農産加工友の会」は、これまで三戸町の郷土料理であるひっつみ、串もち、きんかもちなどを産直施設で販売し、約20年間にわたって食育活動を行ってきました。同会は、自分たちが習得した郷土料理の技術や知識を町民に広め、三戸の味を作り楽しむ機会を増やすことを目的に、県の令和6年度食育活動実践プロジェクトに応募し、補助金を活用して「三戸の味」郷土料理レシピ集を作成し、町へ寄贈しました。
作成にはあおもり食命人の中村陵子さんや健康推進課の中嶋史子栄養士も協力しており、レシピは広報紙P13の「三戸の郷土料理」で一部を公開しています。
町では同レシピ集を町内の学校や道の駅さんのへ、SAN・SUN産直ひろばなどの施設に設置予定です。

[12/21]郷土料理コンテストで「三戸郡ひっつみ汁」優勝
▼三戸育ち加藤さんがアドバイス
うま味調味料を活用した減塩郷土料理のレシピを競うコンテストの表彰式が、12月21日に川崎市の「味の素グループうま味体育館」で開催されました。三戸町で長く暮らした加藤恭子さん(93歳)の思い出をもとに、神奈川県のチームが応募した「青森県三戸郡ひっつみ汁」が優勝しました。加藤さんは現在、横浜市の特別養護老人ホームさくら苑で生活しており、日清医療食品の栄養士・小見山久実子さんと、社会福祉法人秀峰会の管理栄養士・日原美穂さんのチーム「レディーブロッサム」が、加藤さんに味を確認してもらいながらレシピを作成しました。
日原さんと小見山さんは、「ひっつみ汁の試作で、塩分を減らしながら味の満足度を高めることができました。これを機に、三戸の皆さんにも塩分に配慮した郷土料理を紹介し、健康的に楽しんでいただければと思います」と話しました。
なお、優勝したレシピは広報紙右記日本うま味調味料協会のホームページに掲載されています。

[2/28]村井さんが町に80万円を寄付
▼進学を目指す学生を支援
村井博さん(49歳)、村井君子さん(79歳)は、大学に進学を希望するけれど金銭的な支援が必要な人たちのために、町に現金80万円を寄附しました。
寄附をするため役場を訪れた博さんは「過去に町の奨学金を借り、進学の支援をしてもらった恩義がありましたので、今回このような寄附をさせていただきました。有効に活用して欲しいです」と話し、博さんの母である君子さんは「子育てで困ったとき、町の奨学金に助けられました。これからの子どもたちのために役立て欲しいです」と話しました。
いただいた寄付金は町の奨学金に充てられます。

[3/4]新型小型動力ポンプを消防団に配備
▼林野火災や水害に備える
町では、三戸町消防団第5分団の小型動力ポンプが老朽化したことに伴い、最新型の小型動力ポンプを配備しました。
このポンプは、軽量で持ち運びしやすく排水ポンプとしての使用も可能であり、様々な災害に対応が可能になります。配置式では、沼沢修二町長から番屋博光消防団長へ、番屋団長から第5分団の
平敏美分団長へと配置書が手渡されました。平分団長は「横沢地区では50年間無火災が続いているが、林野火災や水害などに備えたい」とこれからの抱負を話しました。