くらし おうちで作れる三戸の郷土料理 第42食

◆菊のくるみ和え
観賞用菊と食用菊は明確な相違はなく、苦みが少なく、味や香りが良いものを選抜改良したのが食用として栽培されています。三戸地方では、黄色花「阿房宮(あぼうきゅう)」や紫花「もってのほか」等の種類が主流です。
茹でる際、酢を入れるのは、お湯を酸性にし、アントシアニン色素を安定させることで、ゆであがりを鮮やかにするためです。

☆材料(5人分)
・生食用菊(100g)
・くるみ(100g)
・砂糖(大さじ1/2)
・しょうゆ(小さじ1)

☆作り方
(1)食用菊をむしり、酢(分量外)を加えた湯で茹で、水に取りザルにあげる。
(2)くるみをすり、砂糖、しょうゆを加えて混ぜ和え衣を作る。
(3)(1)の水気をよくきって、(2)で和える。

☆ポイント
・食用菊を茹でる際に酢を加えると色が綺麗に仕上がる。
※引用「伝えたいさんのへの郷土料理の味厳選郷土料理60品」(さんのへ農産加工友の会引用)