くらし 秋の叙勲・褒章令和

令和7年度、秋の叙勲・褒章が発表されました。
市内の受章者の皆さんを紹介します。

■教育功労 瑞宝双光章
宇部澄男(うべ すみお)さん(天神堂・73歳)
昭和51年に中学校教員に採用。軽米町立晴山中学校や大川目、久慈中学校校長などを歴任し、教育活動に尽力しました。
受章にあたり「文武両道の精神で、教科の数学はもちろん卓球の指導にも力を入れました。どの子も入学したときより伸びてほしいという思いで、生徒を第一に指導。中学生は3年間で大きく成長するのでその過程を見るのが楽しかったです。各分野で活躍し、奮闘する教え子たちから力をもらい、共に成長できました。それぞれの職場で出会った皆さんや同期の優れた教師仲間、関係者に感謝しています」と語りました。

■消防功労 瑞宝双光章
葊崎康一(ひろさき こういち)さん(宇部町・73歳)
昭和57年に消防団員を拝命。平成20年に副団長、平成28年からは団長として団を導き、長きに渡り市の防災に尽力しました。
受章にあたり「入団してすぐの久慈大火で何もできず、訓練の必要性を実感。消防署員に指導を頼んだり他地区の訓練に参加したりと操法に力を注ぎ、県大会には2度出場しました。号令をかけ全体を動かす姿に憧れ、志願し本部に異動。平成28年の台風10号では、全分団に指示し昼夜を問わず排水したことが思い出されます。団員と家族の協力があり、なにより仲間との活動が好きで続けてこられました」と語りました。

■消防功労 瑞宝単光章
大久保葊高(おおくぼ ひろたか)さん(宇部町・75歳)
昭和56年に消防団に入団。平成25年からは副分団長として、令和6年まで地域防災に献身的に貢献しました。
受章にあたり「思い出に残るのは消防操法大会です。操法の訓練で火消しの基本を学び、人間としても成長できました。現場では自然と体が動き先頭に立って活動。今もサイレンを聞けば出動準備をしてしまうほど体に染みついています。団員の助けと家族の理解があって頑張ってこられました。共に訓練し活動することでチームワークも生まれてきます。団員同士協力しあい、頑張ってほしいです」とエールを送りました。

■消防功労 瑞宝単光章
本波壽仁(ほんなみ としひと)さん(侍浜町・72歳)
昭和52年に消防団員を拝命。平成19年からは副分団長を務めるなど、長きにわたり地域防災に貢献しました。
受章にあたり「消防操法大会へ誘われて入団。大会には何度も出場し、後輩の指導にも力を入れました。沿岸地域のため、海難事故など行方不明者の捜索活動にも従事。東日本大震災では、各地から応援にきた人を案内しながら捜索したことが思い出されます。助けてもらうこともあるので、自分も人助けの気持ちで活動してきました。長く勤めてこられたのは、周りの協力や家族の理解のおかげです」と感謝を語りました。

■選挙関係事務功労 藍綬褒章
田沢吉尭(たざわ よしたか)さん(長内町・83歳)
昭和52年に久慈市明るい選挙推進協議会の推進員に就任。令和6年からは会長として、現在まで選挙の啓発に尽力しています。
受章にあたり「小説家徳冨蘆花(とくとみろか)の『地方が健全化すれば国も健全化する』という考えに感銘を受け、教員から記者に転身。昭和61年に陸中魁(さきがけ)新聞の発行を開始し、地域のことを伝えてきました。推進員としては、街頭啓発や出前授業で投票を呼びかけ。未来を考え投票する有権者を増やすことが推進員の役割と思っています。地域の人に支えられ今があります。育ててもらった久慈に恩を返していきたいです」と語りました。

■高齢者叙勲 学校保健功労 瑞宝双光章
前田章子(まえだ しょうこ)さん(本町・88歳)
昭和51年から令和2年までの44年間、久慈湊小学校の学校医として勤務し、児童の健康の保持増進に尽力しました。

■業務精励(港湾建設業)黄綬褒章
山口弥市(やまぐち やいち)さん(大川目町・70歳)
久慈湾の港湾整備事業や土木工事に携わり、45年以上の長きに渡り、港湾建設工事を主体に建設業に精励しました。

※前田章子さん、山口弥市さんのインタビューは、本人の意向により割愛させていただきます

長年にわたる活動の功績・功労により、次のみなさんが大臣表彰を受けました。
■国土交通大臣表彰
久慈環境美化協会(海事関係功労)

■厚生労働大臣表彰
久慈市食生活改善推進員協議会(栄養関係功労)
※詳しくは本紙をご覧ください。