くらし News and Info(1)

■INFO 未来の久慈を健康に!今日から始める減塩習慣
市の脳血管疾患死亡率は、全国平均の約1.6倍と高い状況です。発症の危険性を高めるものの1つに高血圧があり、令和6年度市特定健康診査では、60.2パーセントの人が血圧で所見ありと判定されています。高血圧の要因はさまざまですが、中でも食塩の摂りすぎは最大の要因の1つです。
いわて東北メディカル・メガバンク機構が平成29年から令和2年にかけて実施した調査から、久慈市民の食習慣の特徴が分かりました。
市では令和7年3月に策定した健康くじ21プラン(第3次)で「一人あたりの推定塩分摂取量の減少」を指標項目に設定。令和16年度までに2グラム程度減らすことを目標としています。今日から減塩習慣を始めましょう。

▽減塩商品を扱う企業の皆さんへ
市では減塩の取組を推進するため、減塩商品を販売している市内企業の把握に努めています。該当する企業の皆さんは、連絡をお願いします。
期間:8月18日(月)まで

減塩のポイント!

問合せ:保健推進課
【電話】61-3316

■NEWS 不法投棄ごみを回収
●国有林クリーン活動
6月24日、三陸北部森林管理署久慈支署は、7月の「国民の森林」クリーン月間に先駆け、久喜地区の国有林で、不法投棄物の撤去作業を行いました。同支署職員や久慈地方「木の仕事」協議会、市職員など24人が参加。斜面に投棄された廃タイヤや冷蔵庫、漁具など2トントラック3台分のごみを回収しました。
主催した十川尚久(とがわなおひさ)支署長は「回収できたごみはほんの一部。山から川、海へとつながる自然を守る活動として、地域の皆さんにも不法投棄防止に関心を持ってもらいたいです」と語りました。

■INFO あまちゃんマラソン第10回記念講演会
テーマは「共生型社会とスポーツ」。障害の有無や国籍など多様な背景を持つ人が共にスポーツを楽しむ、インクルーシブスポーツへの理解と、市民のスポーツに取り組む関心を高めるために開催します。
講師は2024パリパラリンピック競技大会トライアスロン競技に出場の米岡聡(よねおかさとる)選手と競技パートナー(伴走者)の寺澤光介(てらさわこうすけ)選手。障害をもってスポーツを始めた動機やパラスポーツの知ってほしいことなどを講演いただきます。
入場整理券は生涯学習課とアンバーホールで配布しています。
日時:令和7年9月27日(土) 開演15時(開場14時)
会場:アンバーホール小ホール

問合せ:生涯学習課
【電話】52-2156

■NEWS 日本初!恐竜時代のハチ化石が見つかる
●久慈市の琥珀から発見されたシリボソクロバチ類の化石
久慈琥珀博物館の採掘場から発掘された琥珀から、日本初となるシリボソクロバチ類の化石が発見されました。
7月10日、同博物館ら研究グループが早稲田大学で会見を開き、研究結果を発表しました。見つかった化石は、2つの琥珀に7個体。約3センチの琥珀には6個体が含まれ、世界的にも珍しい状態とのことです。シリボソクロバチ類の化石の発見は日本初。近い時代の同ハチ類と形態的にも異なることから、新種の可能性が高いとみられています。
研究を行った福井県立大学恐竜学部の大山望助教は「現生のシリボソクロバチは巣を持たず単独で活動するため、当時の習性を理解する鍵になる化石です。今後はさらに詳しい研究を進めます」と期待感を語りました。
2つの琥珀は、久慈琥珀博物館で展示されています。

■INFO 障がい手当を知っていますか?現況届の提出も忘れずに
障がいのある人やその家族の経済的負担を軽減するため、障がいの程度に応じた手当が支給されます。受給するには、世帯や所得など一定の要件があります。手当の支給要件に該当すると思われる人は、担当課に相談ください。
手当を受給している人は、世帯や所得の状況を確認するため、毎年1回現況届の提出が必要です。提出がない場合は、続けて手当を受けることができません。対象者には、必要書類を8月初旬に送付予定です。忘れずに期間内に手続きをしてください。

▽受付
日時:8月12日(火)~9月11日(木)平日9時~17時
会場:市役所社会福祉課、山形総合支所山形福祉室

問合せ:
社会福祉課【電話】52-2119
山形福祉室【電話】72-2143

■INFO 令和6年度ふるさと納税の寄付状況
寄付を行うことで、ふるさとや好きなまちを応援できる「ふるさと納税(寄付)」。手続きをすると、寄付金額から2千円を除いた額が、控除上限額の範囲内で、所得税と個人住民税から控除される制度です。
市では、寄付の返礼品として、ウニやタコなどの海産物、短角牛や鶏肉をはじめとする地域の特産品を用意しています。市外にお住まいのご家族、友人などに久慈市へのふるさと納税の協力について呼び掛けをお願いします。
令和6年度の寄付件数は、1万4367件、寄付金額は2億5803万6764円。使途別の寄付件数と寄付金充当額は下表の通りです。市では、寄付金の使途希望の見直しを行い、令和6年11月から、久慈市総合計画に掲げる重点戦略の主要政策を使途希望の選択肢にしています。寄付金は「子どもたちに誇れる笑顔日本一のまち久慈」の実現に向けて活用しています。
今後とも、ふるさと「久慈市」への応援をよろしくお願いします。

問合せ:政策推進課
【電話】52-2115