- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年10月1日号 No.470
■NEWS 東北各地から選手が集結
◆第63回三船十段杯争奪柔道大会・柔道教室
9月7日、市民体育館で「第63回三船十段杯争奪柔道大会」が開催。東北各地から749人の選手が参加し、熱戦を繰り広げました。
大会に先立ち9月6日には小中学生ら約250人が参加して柔道教室を開催。講道館道場指導部の眞喜志慶治さん、2019年世界柔道選手権大会90kg級銀メダルの向翔一郎さん、2021年グランドスラム・パリ81kg級優勝の佐々木健志さんの3人が講師を務めました。教室に参加した長内小学校5年の四作稜史(しさくいしん)さんは「足の距離を丁寧に教えていただき、いつも以上にきれいに技が入りました。自分でも技が変わったのを実感できました」と自信を深めました。
○大会成績
団体戦:
・少年の部
優勝…八戸市柔道少年団(青森県)
・中学校男子の部
優勝…滝沢市立滝沢第二中学校
・中学校女子の部
優勝…紫波町立紫波第一中学校
・高校男子の部
優勝…盛岡大学附属高等学校
・高校以上女子の部
優勝…青森県立八戸西高等学校(青森県)
・一般の部
優勝…柔のたまり場チーム阿部(宮城県)
※個人戦など詳細は、本紙をご覧ください。
■NEWS 災害時の連携協定を締結
◆災害時における応急対策業務に関する協定締結式
市は9月11日、久慈地区測量設計業連絡協議会と、災害時の応急対策業務について協定を締結しました。協定は市内で災害が発生した際に同連絡協議会と連携し、河川や道路といった公共交土木施設などの応急対策、災害復旧のための測量や設計業務を行うものです。従来は市が被害調査や地区の割り当てを行い各業者と契約していましたが、初動から協力することで、迅速な対応が可能になります。
同連絡協議会の下川原章勝会長は「培ってきた地域性、専門性を生かし、地域に貢献して参ります」と語りました。
■NEWS 若者の職場定着に奨励金
◆新卒者雇用支援金贈呈式
市では、市内事業所に勤務して高校卒業後から3年・6年を経過した人に、それぞれ10万円・5万円の奨励金を交付しています。本年度の対象者は3年定着が16事業所・26人、6年定着が17事業所・24人(贈呈式時点)となりました。
8月26日、本年度の対象者が勤務する宮城建設株式会社を市長が訪問し、目録を贈呈。受領した下斗米栞(しおり)さんは「6年働き、関わる人の人柄の良さを感じています。地元に恩返しをしたいと就職し、業務を通して地元に貢献できることが良かったです。多方面で活躍できる技術者を目指します」と意気込みました。
■INFO 秋の狂犬病予防集合注射
イヌの飼い主には狂犬病予防法により、イヌに年1回の予防注射を受けさせることが義務付けられています。
本年度まだ予防注射を受けていない場合は、必ず接種を受けさせてください。予防注射は、市内の動物病院でも受けることができます。
対象:生後91日以上のイヌ
持ち物:通知はがき(裏面が問診票になっています)
注射料金:3200円
※新たに登録するイヌの場合は、別途、登録料金3000円が必要です

問合せ:生活環境課
【電話】54-8003
■NEWS ハナカジカ見つけた!
◆ハナカジカ観察会
8月28日、山形小学校が絶滅の恐れがあるハナカジカの観察会を開催。同校の5、6年生18人が日野沢川支流の小平沢川で、生き物の観察や水質調査を行いました。
観察会は環境保護や地域の自然への理解を深めるために、同校に統合した旧日野沢小学校の事業を引きついで行われています。
児童らは、始めに川の水をすくい、水質を調査。その後グループに分かれ、石をひっくり返したり、草地を網で探しながら、生き物を採集しました。沢ガニやヤゴ、イワナなどの生き物を捕まえて、様子をスケッチ。水質調査や住んでいる生きものから、きれいな川であることを確認しました。調査を終えようとしたそのとき、約5センチほどのハナカジカを発見。6年生の谷地陽翔さんは「ひれをパタパタしているところがかわいい。1学期も川の奥のほうで見つかりましたが、今回も確認出来てうれしいです」と笑顔をみせました。
