くらし いちのせき協働ニュース~輪(わ)っしょい!

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◆本市の協働の取り組み(16)~企業と地域とのつながり~
第2次一関市協働基本計画における協働の取り組みの基本方針には、「市内の各地域や民間事業者(企業)などのさまざまな主体との交流や連携を進め、多様な人材が参画するまちづくりを促進」することを掲げています。本号では、6月25日(水)に舞川中学校で開催されたものづくり出前授業を担当した興栄通信工業株式会社の取り組みを紹介します。
出前授業では、村田宰(つかさ)代表取締役が講師となり、電気や技術に興味を持ってもらうことを目的に「電子ホタル」※の回路を題材とした実演授業を行いました。生徒たちは、LEDを使用した電子回路を自らの手でハンダ付けして組み立て、電気の仕組みを学んだり、ものづくりの楽しさを体験したりしました。最初は戸惑いながらも組み立てを進め、完成した電子ホタルが本物の蛍のように点滅する様子を見て、自然と笑顔があふれていました。
このような取り組みは、単なる学習の枠を超えて、地域企業が持つ技術や人材を次世代へと受け継ぐ貴重な機会となっています。また、企業にとっても、地域とのつながりを深める大切な場となっており、持続可能な地域社会の形成に向けた一歩となっています。
地域や学校、企業、そして市民の皆さんとともに、協働の輪を広げながら、協働のまちづくりを進めていきましょう。
※電子ホタルとは、電子部品を使って本物の蛍のような発光状態を再現するもの

問合せ:本庁まちづくり推進課
【電話】21-8671