くらし [定期連載]教えてSDGs その先の笑顔のため、いまできること

■SDGsとは?
自分の子どもや孫たちが暮らす未来に、住みやすい地球(世界)を残すため掲げられた全世界の人が取り組むべき目標

■あなたもぜひSDGsに取り組んでみませんか?
本市は、令和元年(2019年)7月に「SDGs未来都市」に県内で初めて選定されました。
「その先の笑顔のため、いまできること」編では、本市でSDGsの達成に向け積極的に取り組んでいる人・団体、関連イベントなどを紹介しています。

■矢作小学校でユニバーサルマナーアカデミックプログラムが開催されました
10月30日(木)、矢作小学校5・6年生7人を対象とした「ユニバーサルマナー」を学ぶ体験型ワークショップが、同校で行われました。
講師に招いたのは、生まれつき視覚障がいのある(株)ミライロの原口淳(はらぐちじゅん)さん。前半では、身近にあるユニバーサルデザインの例として、スロープや多機能トイレなどのほか、電気スイッチの意外な使いにくさについて紹介。指が不自由な人でも押しやすいように大きめに作られている最近の電気スイッチは、照明のオン・オフを、スイッチ自体についている小さなライトの色で判断する仕様になっている場合が多く、視覚障がいがある人にとっては、実は使いにくいことがあるという実体験を伝えました。
誰かにとって便利なものでも、他の誰かにとっては使いにくい場合があることを伝えながら、より多くの人にとって便利な世の中にするためには、相手の気持ちになって考えることが大切だと話しました。
後半では、イラストを見ながら、そこに載っている人物が何に困っているのかを考えるワークを実施。同じイラストでも捉え方はさまざまで、何に困っているのかは本人に聞いてみないと本当のところは分からないとしつつ、想像してみることの重要性を伝えました。
最後には、目の見えない人の役と誘導役の2人1組になって、安全に誘導するワークを体験。講師とハイタッチをするというお題では、誘導役が、目の見えない人役と講師がうまく手を合わせるための伝え方に苦戦しながら、見事全員がハイタッチに成功しました。原口さんは「全員がハイタッチできたのは、相手のことを考えて行動できたから。その気持ちを忘れないでほしい」と締めくくりました。

●村上朔哉(むらかみさくや)さん(6年)
ワークショップを通じて、目が見えないと何があるか分からず怖いと思った。そのためにもユニバーサルデザインはとても大切だと知り、学んだことをこれからの生活に生かしていきたい。