- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県陸前高田市
- 広報紙名 : 広報りくぜんたかた 令和7年6月号 No.1190
■[盛況の連休]ゴールデンウィークのまちに活気 市内各所で笑顔あふれるイベント開催
春の陽気に包まれたゴールデンウィークに、子どもの日などにちなんだ様々なイベントが行われました。
5月4日(日)から5日(月)にかけては、高田町のみんなのゆめちゃんハウスで「春のゆめちゃんまつり」が開催。昨年に引き続き運行されたミニ電車を楽しむ子どもたちをゆめちゃんが見守るなど、交流を楽しみました。
この2日間には同町のまちなか広場周辺で「こどもまつり」も行われ、歩行者天国となった道路上に子どもたちがチョークで絵を描いたり、シャボン玉で遊ぶ姿が見られ、親子の笑顔が広がっていました。
さらに4日(日)には、高田松原運動公園を会場に「名前のないまつり」も開催。開催見送りとなった三陸花火大会の代替イベントとして急きょ行われたものでしたが、踊りや太鼓のステージなどがイベントを盛り上げ、出演者や飲食店舗出店事業者と来場者との一体感が会場を包み込みました。
5日(月)の子どもの日当日に行われたのは「箱根こどもまつり」。小友町の気仙大工左官伝承館には、竹馬や輪投げ、丸太切り体験などの多彩な遊びが用意され、子どもたちの元気いっぱいの声であふれていました。
また、同日に広田町の県立野外活動センターで開催された「広田deまつり」では、会場にちょうちんが飾られ、和太鼓の披露により洗練された音とリズムが会場に響いたほか、歌や踊りの様々な演目がにぎやかな空間をつくっていました。
■[秋が楽しみ]豊作をゆめ見て たかたのゆめ田植え式
5月11日(日)、米崎町の市ライスセンターをメイン会場に、市の地域ブランド米である「たかたのゆめ」の田植え式が行われ、豊作を願う関係者を含め約40人が参加しました。
田植えの後には、お楽しみ企画として「たかたのゆめ」に合うごはんのお供グランプリも開催され、参加者は様々な種類のおにぎりの具の組み合わせを試して「たかたのゆめ」に親しみました。
参加した金野希海(こんののあ)さん(米崎保育園年長)は「植えるのは難しかったけど、うまく植えられて楽しかった。おにぎりもおいしかった」とイベントを楽しんでいました。
■[復旧完了]今泉の貴重な財産が新たな門出 旧吉田家住宅主屋が待望の開館
5月23日(金)、3年8カ月という歳月をかけて復旧した気仙町今泉地区の県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」が開館しました。
開館に先立って行われた記念式典には、吉田家当主や復旧委員会委員など約70人が出席。復旧に尽力した関係者へ感謝状が贈呈されたほか、なかまち「絆」の会による虎舞や今泉地区コミュニティ推進協議会による餅つきなども行われ、今泉の歴史を語り継いできた貴重な財産の復旧を祝い合いました。
午後1時に開館を迎えると、見学者が続々と来館。夫の秀睦(ひでちか)さんと訪れ、第1号の来館者となった新沼咲江(にいぬまさくえ)さん(大船渡市)は「夫が陸前高田市出身で高田のことはいつも気にかけており、今回の開館も心待ちにしていた。気仙大工左官の匠の技が素晴らしく、どんなに苦労されたかと思いをはせながら見学した。昔の住宅の良さやもてなしの心が随所に現れていて感銘を受けた」と話しました。
■[勝利を目指して]元気いっぱい、やる気いっぱい 仲間たちと力を合わせた運動会
5月17日(土)から24日(土)にかけて、市内各小学校で運動会が開催されました。
高田小学校(佐藤健(さとうけん)校長)では「仲間と共に全力で!」をスローガンに掲げ、子どもたちが徒競走やリレーを一生懸命走り、演技種目では元気いっぱいの踊りを披露していました。
開会式や競技中には応援合戦も行われ、赤組と白組に分かれた子どもたちの迫力ある応援の声が空いっぱいに響きわたり、両組共に仲間たちと励ましあいながら全力で最後まで頑張っていました。
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