- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県陸前高田市
- 広報紙名 : 広報りくぜんたかた 令和7年6月号 No.1190
■狩猟免許取得などに要する経費を支援しています
市では、狩猟免許取得に要する経費および銃器やわななどの購入経費の一部を補助しています。ぜひご利用ください。
対象者:次の(1)~(4)をすべて満たす人
(1)市内に住所を有する人
(2)狩猟免許を取得している人
(3)高田猟友会に入会し、市鳥獣被害対策実施隊に加入している人または加入の意思がある人
(4)市税、使用料などに未納がない人
交付対象経費・補助金の額:※1,000円未満切り捨て
問い合わせ先:市役所農林課林政係
【電話】(内線474)
■狩猟免許試験の日程はこちら
狩猟免許には、(1)網猟免許(2)わな猟免許(3)第一種銃猟免許(装薬銃)(4)第二種銃猟免許(空気銃)の4種類があります。
次のとおり狩猟免許試験が行われます。なお、試験の概ね2週間前には予備講習会を実施しますので、詳しくは県公式ホームページをご覧になるか、下記の問い合わせ先へお問い合わせください。
受験手数料:1種類につき5,200円(他の狩猟免許を所持している場合は3,900円)
試験日時および試験会場など:
問い合わせ先:
大船渡保健福祉環境センター【電話】0192-22-9814
または市役所農林課林政係【電話】(内線474)
■鳥獣被害を一緒に防ぎましょう!
市民の安心・安全な暮らしや、大切に育まれた農作物を守っていくために、鳥獣被害対策実施隊の活動は欠かせないものとなっています。
実施隊の活動に興味のある人は、お気軽にご相談ください。
問い合わせ先:市役所農林課林政係
【電話】(内線474)
他にも、鳥獣被害防止対策に関する補助事業があります。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■現役の隊長と若手隊員に聞く 鳥獣被害対策実施隊の魅力とは?
▽市鳥獣被害対策実施隊 隊長 細谷 忠弘(ほそやただひろ)さん(64)
父やその仲間の皆さんが狩猟する姿を幼い頃から見て、自然と「かっこいい父の手助けをしたい」という思いを持つようになり、平成元年に狩猟免許を取得しました。以降、30年以上狩猟活動に携わり、令和6年4月から実施隊の隊長を務めています。
体力が必要ですが、「(有害鳥獣に)どうせ食べられてしまうから、農作物を作っても仕方がない」と諦めていた人に、捕獲駆除活動を通じて感謝の言葉をいただくなど、とてもやりがいのある活動です。隊の司令塔としての役割や隊員の親睦も大切にしながら、事故や違反のないよう安全な活動を心がけています。
農作物被害を減らすために、実施隊の活動は欠かせません。狩猟に少しでも興味がありましたら、お気軽にご相談いただけたらと思います。
▽市鳥獣被害対策実施隊 隊員 新沼 広和(にいぬまひろかず)さん(27)
自宅が農家でシカや小動物による食害を受けていたことから、被害防止の力になりたいと思い、令和6年4月から入隊しました。
入隊してまだ1年余りと経験が浅く、今は先輩方から教わることが多いですが、一般的な狩猟方法のベースはありながらも人それぞれやり方が異なる部分もあり、日々勉強しながら楽しく活動しています。地域の皆さんも協力的で、鳥獣がよく出る場所を教えていただいたり、活動に感謝していただいたりして、よりやりがいを持って取り組むことができています。免許取得にあたっては市の補助金も活用することができ、金銭的な負担も少なくチャレンジすることができました。
最初は技術もありませんでしたが、経験を積んでいくとどんどん楽しくなる実施隊の魅力を実感しています。ぜひ一緒に高田の農作物を守っていきませんか。