くらし 矢巾町合併70周年記念式典(1)
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- 自治体名 : 岩手県矢巾町
- 広報紙名 : 広報やはば 令和7年6月号
徳田・煙山・不動の3村が昭和30年に合併、本町の前身となる矢巾村の誕生から今年、70周年を迎えました。4月26日、約600人の町民、関係者が出席し田園ホールで記念式典を挙行。名誉町民となった故藤原清司氏への称号授与、各種功労者への感謝状・表彰状授与を実施。そして、さらなる町勢発展を期し、将来を担う中学生たちによる「矢巾町未来創造宣言」を行いました。
矢巾町は、豊かな自然と温かい人々に恵まれた、私たちにとってかけがえのないふるさとです。
私たちは、ここで育まれた文化や伝統を大切にしながら、さらに輝く未来にむけての創造目標を掲げ、ここに宜言します。
私たちはこの宣言のもと、町の未来をともに創造するために、未来を見据えた行動をしながら、次世代に誇れる矢巾町を築いていくことをここに誓います。
(1)持続可能な地域社会の実現
自然環境や資源を大切に守りながら利用し、環境に配慮した地域づくりを進め、再生可能エネルギーの導入やリサイクル活動を強化することで、次世代へ住みやすい環境を引き継ぎます。
(2)技術革新の推進
町として有益な先端科学技術を大いに活用しながら、町民の生活のさらなる向上とともに、地域社会の課題解決を図ります。
(3)多様性の尊重
町民の声に耳を傾け、それぞれの思いや価値観を尊重し、多様性を大切にしながら、より創造的で活気に満ちた社会を築きます。
(4)教育と人材育成の充実
教育の重要性から、すべての人が生涯学び続けられる環境を整えるとともに、子どもたちが夢を持ち続け成長できる教育環境を整備し、地域の人材を育成しながら、町及び地域社会の発展に貢献する人材を生み出します。
(5)地域コミュニティの強化
町民及びコミュニティのつながりを大切にし、協力し合いながらともに成長するために、つながりを深めるイベントや活動を進めることで地域の絆を強め、高齢者や子育て世代への支援を充実させることで、誰もが安心して暮らせる社会を作ります。
(6)観光資源の活用と発展、にぎわい創出
町の自然や文化を活かした観光資源の開発に努め、訪れた方々にその魅力を伝えるとともに、多方面に発信しながら、観光客の誘致を進めます。