くらし 矢巾町合併70周年記念式典(2)


自身も障がいを持つ子の親として重度障がい者のための授産施設の建設を計画、意欲と信念をもって事業達成に奔走され、私財も投入し、障がいを有する方々が自立し、安心・安定した地域生活ができるよう「輝く命」の理念のもと社会福祉法人新生会を創設された。さまざまな障がいを有する方々の支援に尽力され、矢巾町はもとより岩手県内の障がい者支援に積極的に取り組まれた。地域との交流に率先して取り組まれるなどその高潔な人格と柔和な人柄で地域福祉の向上に寄与された。
令和4年12月30日ご逝去。



平成2年から21年余の永きにわたり学校法人岩手医科大学理事長を務め、未来の生命科学に対応した教育・医療・研究の実現のため、大学および附属病院を総合移転するという大事業の計画を策定された。「岩手山がきれいに見える場所」との思いで矢巾町を移転先として選ばれ、岩手医科大学の今日における発展の礎を築くとともに、町勢の発展に寄与された。
平成24年6月7日ご逝去。


平成24年から12年余の永きにわたり学校法人岩手医科大学理事長を務め、故大堀理事長のご遺志を継がれ大学および附属病院の総合移転事業を完遂された。岩手県唯一の医師養成機関のトップとして医療体制の充実や高度化に貢献され、医療とまちづくりの連携を推進され、町勢の発展に寄与された。
令和6年3月3日ご逝去。