- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県軽米町
- 広報紙名 : 広報かるまい 令和7年5月号(no.794)
■雑穀の魅力を体感 ざっこくのふしぎ展開催
4月26日・27日の両日、宇漢米館で「ざっこくのふしぎ展」が開催されました。イベントでは、雑穀を使った料理の試食や、生産者によるトーク、雑穀商品が並ぶマルシェ(販売)などが行われ賑わいました。「もっと食卓に取り入れたい!」との声も聞かれ、地域の食文化への関心が高まる催しとなりました。
■地元の味が新登場! さるなしジャムサンド販売開始
盛岡名物・福田パンでは、4月2日から町特産のさるなしを使った「さるなしジャムサンド」が販売開始となり、福田パン矢巾店では販売を記念したキャンペーンが実施されました。さるなしジャムのほど良い酸味と甘味が、ふんわりパンとの相性抜群。町の魅力が詰まった一品、ぜひご賞味ください!
■希望ふくらむ春の門出 町内の入学式・入園式
4月3日から町内の保育施設や小中高等学校で入園・入学式が行われました。4月4日には小軽米保育園で入園式が行われ、6人の子どもたちが入園。入園児たちは少しきょとんとした表情を見せながらも、優しい先生たちの笑顔に包まれ、和やかな雰囲気の中で式が進みました。
■子どもたちの安全を願って 防犯・交通安全物品を寄贈
防犯・交通安全啓発用品の贈呈式が、4月9日に小軽米小学校で行われました。地域の子ども達が安心して登下校できるようにと軽米町防犯協会と軽米町交通安全対策協議会から防犯・交通安全啓発物品4点が寄贈されました。寄贈された品は、町内の小学校新入学児童42人へ贈られています。
■笑顔で祝う百寿の節目 長寿祝い金の贈呈式
平キチさん(平)と山舘ナミさん(小玉川)が、めでたく100歳の誕生日を迎え、長寿祝金とお祝いの品が山本賢一町長から手渡されました。
平さんは、大正14年4月生まれ。趣味は編み物と読書で、体が元気な頃は草取りや畑仕事もしており「長寿の秘訣は体を動かすこと。長生きできたのも皆さんの支えのおかげ。100歳を迎えられて幸せです」と笑顔で話しました。
山舘さんも、大正14年4月生まれ。山菜採りやキノコ採り、栗拾い、くるみ拾い等が大好きで毎年山に出かけてきました。「良いことも苦しいことも様々ありましたが、こうして100歳を迎え安心しています、今年も6月のふき採りが楽しみ」と話しました。
■高らかないななき響く 迫力の馬のせり市
第78回軽米重種馬市場・春市場が4月12日に軽米家畜市場で開催されました。県内外から1歳馬や2歳以上の馬、ポニー、ロバなど62頭が上場。購買者は馬を見定めながら次々と落札しました。今回の最高額は、日本輓系種「姫華」に212万3千円の値がつき、競り落とされました。
■未来へつなぐ資源循環拠点 太陽光パネルリサイクル施設誕生
再生可能エネルギーの普及に伴い、使用済み太陽光パネルの適切な処理が課題となる中、長倉地区に「太陽光パネルリサイクル施設」が完成し、4月18日に開所式が行われました。八戸市の菱倉建設(株)が整備した同施設は、リサイクル率は約90%、処理能力は1日あたり120枚で年間3万5千枚を見込みます。