- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年1月号
■種市高・大野高の魅力を発信!
#種市高発 津波を体感し非常時に備える
種市高(伊藤俊也(としや)校長・生徒88人)が津波防災の日となる11月5日、「非常時訓練」を実施しました。自然災害がもたらす脅威にどのように向き合い、非常時に生き抜くための力を身につけることを目的に行われたもので、生徒は消火訓練やタープの設営、津波を想定した水平避難を体験しました。
消火訓練では洋野消防署署員から消火器の取り扱いの説明を受け、実際に消火器で消火したほか、津波を想定した水平避難では、時速36キロで走る2台のトラックの間に張った黒いビニールシートを津波に見立て、走って逃げることで海岸から上陸した津波の速さも体感しました。
体験を終えた城下咲妃(さき)さん(1年)は「初めて消火器を使いました。もし、火災が発生したら今回学んだことを生かしたい」と話し、佐藤瑳武(さむ)さん(2年)は「車に乗っていると遅く感じる36キロでも、追いかけられると早く感じた。日頃から防災マップなどで避難場所を確認したい」と備えの大切さを語りました。