くらし まちの話題

町内の学校や各種団体などで行われた催しなどを紹介します。

■宿戸小100周年記念タイムカプセル
花壇に眠る青春の記憶
宿戸小の卒業生らが5月4日、昭和53年に創立100周年を記念して埋めたタイムカプセルを開封しました。
本来、このカプセルは創立150周年を迎える令和10年に開封する計画でしたが、卒業生らは記念年にこだわらず、和やかに再会できるようにと予定を早め、約130人の卒業生が参加。作文、習字、野球のグローブ、写真など青春の記憶がよみがえる思い出の品々が取り出され、卒業生らは思い出話に花を咲かせました。当時児童会長だった佐藤真由美(まゆみ)さんは「子どもの頃に戻ったようで、とてもうれしい」と掘り起こされた思い出を手に取り、笑みを浮かべました。

■大野ダムと三陸ジオサイトを巡る
大野の観光名所を巡る
「ひろの歩き〜大野ダムと三陸ジオサイトを巡ろう〜」((一社)町観光協会主催)は4月29日、大野地区で開催され、町内外から37人が参加しました。
参加者は、ひろのまきば天文台の阿部俊夫(としお)台長による説明を受け、大野ダムや川崎製鉄金ヶ沢砂鉄採掘場跡を散策。満開の桜を楽しみ、三陸ジオサイトへの見識を深めました。八戸市からイベントに参加した、藤原俊明(としあき)さんは「健康のため歩きながら、いろいろな景色を見ることができて楽しい」と笑顔で語りました。

■八木地区の山林で「ウニの森づくり植樹祭」
山から上質なウニ育む
「ウニの森づくり植樹祭」(町・種市ウニぷろじぇくと主催)は5月17日、八木地区の山林で開催され、宿戸海づくり少年団や漁業関係者など約170人が参加しました。
参加者は0.5ヘクタールの山林にコナラの苗木約1,500本を植樹。山から豊富な滋養分を含んだ水が海に流れることにより、上質なウニの生育が期待できるとのことで、現在までに約26,000本の苗木が植えられています。
御厩敷瑚乃(この)さん(宿戸小6年)は「石とかがあって掘るのが大変だったけど上手に植えられた。元気に育ってほしい」と期待を込めました。

■大野の春の野山を楽しむ会
春を味わい自然を学ぶ
大野の自然を守る会(松橋栄(さかえ)会長)が4月27日、蒲の口地区で「大野の春の野山を楽しむ会」を開催し、町内の親子ら23人が参加しました。茂みをかき分けながら山の奥へと進み、タラノメやゼンマイを収穫。キジの卵を発見するなど子どもたちは大野の自然を学び、昼食は山菜の天ぷらで春を満喫しました。松平紗來(さら)さん(大野小2年)は「タラノメが高い場所にあったけど、頑張って自分で採れて良かった」と充実した表情を見せました。

■第2回「HIRONO SURF GAMES」
日頃鍛えた腕前を競う
「HIRONO SURF GAMES」は5月18日、種市海浜公園で開催されました。昨年11月に続き2回目の開催となった同大会には、青森市や宮古市など県内外から約50人の選手がエントリー。多くのギャラリーが見守る中、ビッグターンやエアーなど大技が繰り出されると、会場から拍手や歓声が沸き起こり、大いに盛り上がりました。各部門の1位は次のとおりです(敬称略)
※詳しくは本紙をご覧ください。

■左右を確認!手を上げて
5月9、13日に、大野こども園と帯島保育所で「交通安全教室」が開催されました。子どもたちは、大野駐在所の植村和輝(かずき)巡査や交通指導員から横断歩道を渡る時の約束を教えてもらい実践。しっかりと左右を確認して、手や旗を上げながら立派に渡りました。

■美しいハーモニーで観客魅了
盛岡第四高音楽部による「新緑の交流コンサート」(町主催)は5月11日、町民文化会館で開かれました。3回目となる今回は地元吹奏楽団「ひろののね」や町内の中高生で結成された4校合同吹奏楽部と地元合唱団「グリーンエコー」が出演。同音楽部と地元団体は透明感のある歌声と力強い演奏で約300人の観客を魅了しました。