- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県角田市
- 広報紙名 : 広報かくだ 令和7年4月号
今年度の主な事業を紹介します。事業は目的別に分類しています。
※金額は、千の位を四捨五入したものを掲載しています。
[新規]新規事業
1.災害に強い防災対策と良質な都市基盤を整備
道路改良事業、大沼野田前線道路整備事業、南町斗蔵線道路整備事業、災害対策事業、雨水施設建設事業(補助事業・[新規]単独事業)
→10億46万円
「防災・減災構想」に基づいて、大雨時の緊急輸送・避難経路を確保するための工事を実施します。また、市管理河川の堆積土砂の浚渫(しゅんせつ)を実施するほか、水中ポンプや発電機を購入し、大雨時の浸水対策を強化します。さらに、災害発生時、住民に迅速に避難情報を配信するため防災無線を導入するなど、情報伝達手段を整備します。
2.地域医療体制の充実と子育てしやすい環境づくりを推進
児童相談事業(こども家庭センター型)
[新規]病児保育事業
[新規]小児医療対策事業
→1,740万円
※小児医療対策事業は、債務負担行為でさらに1億円を計上します(令和7・8年度の2年間)。
子ども食堂を運営する団体や小児科を開業する医師に補助金を支給します。さらに、病気が回復していないために集団保育が難しい児童を対象に、専用スペースで一時的な保育を提供するなど、保護者が子育てと仕事を両立できるよう支援します。
地域全体で安心して子育てができる環境を整備することで「子育てしやすいまち。日本一」を目指します。
3.市民力を活(い)かしたまちづくり
[新規]市民活動支援事業
→900万円
「市民力」を醸成し、多様な主体による市民活動のステップアップのための支援や活動しやすい環境づくりを行うために、まちづくり推進課内に「市民活動支援センター」を設立し、市民活動を促進します。
この3つは特に力を入れてまいります!
◆脱炭素社会の形成
地球温暖化対策事業
→764万円
ゼロカーボンシティ実現に向け、地球温暖化の防止と環境意識の高揚を図るため、自然エネルギー・省エネルギー関連設備の普及を推進します。
◆疾病・感染症予防の推進
感染症予防事業
→8,049万円
帯状疱疹(ほうしん)が予防接種法のB類疾病に位置づけられ、定期接種化されました。予防接種を実施し、発症の予防を図ります。
◆公共交通システムの存続・利便性向上
地域公共交通活性化協議会事業
→584万円
「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づく地域公共交通計画策定のため、同法に基づく法定協議会に対して負担金を交付します。
◆道の駅かくだの活用
道の駅かくだ管理運営事業
→5,651万円
直売所(地域振興機能施設)の売り場面積を拡大し、出荷者と買い物客の利便性を向上させて、売り上げと来場者数を増やします。
◆農業生産基盤の充実
多面的機能支払交付金事業
→1億1,060万円
農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、地域の共同活動や農業用排水路の補修・更新を行う組織を支援します。
◆地域農業の推進
地域計画推進事業
→6,365万円
新規就農者に対して、農業用機械や施設の取得費用の一部を助成します。また、農業者の高齢化に対応し、地域の農地利用を将来にわたって担う経営体を確保するために、経営継承や発展を支援する事業を行います。
◆未来を生き抜くための教育環境づくり
○学力向上推進事業
→1,637万円
AIドリルを導入するなど、個別最適な学びの促進や児童生徒が自ら学ぶ力の育成を図り、学力の向上に取り組みます。
○教育振興一般管理事業
→258万円
宇宙教育を本市の特色ある教育として位置付け、市内統一の授業や副読本の配布、専門家による特別授業などを行います。
○[新規]学校施設長寿命化計画改定事業
→400万円
公共施設と同様に令和3年に策定した「学校施設個別施設計画(長寿命化計画)」を、これまでの実施状況などを踏まえて見直しを図ります。
◆持続可能な行財政運営
公共施設総合管理計画事業
→642万円
令和3年に策定した市役所や総合体育館などに関する「公共施設個別施設計画(長寿命化計画)」を、これまでの実施状況などを踏まえて見直しを図ります。
◆上下水道の整備
老朽配水管更新事業
→3億2,882万円
地震被害などの最小化を図るため、老朽化の進んだ配水管や耐震性の低い重要給水施設配水管を、耐震管へ更新します。
◆企業立地の推進
[新規]産業用地造成事業
→660万円
企業誘致を進めるため、新しい産業用地の造成に向けて適地を選定するための調査を実施します。
◆人生100年時代を見据えた生涯学習の推進
次世代育成推進事業
→768万円
主体的に地域の課題解決や魅力創出に向けて行動し未来を創る次世代人材を育成するため、かく大學を開催するほか、高校生の地域探究・研究を支援します。