くらし 令和7年第3回岩沼市議会定例会 市政報告

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令和7年第3回岩沼市議会定例会が9月2日に開会し、初日に市長が市政の概要を報告しました。
主なものを掲載します

■令和7年国勢調査
10月1日を基準日とする国勢調査が全国一斉に行われます。5年ごとに行われる国勢調査は、日本に住んでいる全ての人と世帯を対象とする国の最も重要な統計調査です。
市としては、広報いわぬまなどで広く周知を図り、市民の皆さんのご理解とご協力のもと、正確かつ円滑に実施していきます。

■市民懇談会
10月1日、14日、20日の3日間、玉浦コミュニティセンター、市民会館、西コミュニティセンターを会場とし、市民の皆さんとの懇談会を開催します。
市のこれまでの政策や財政状況、市が目指す方向性を広くご理解いただくとともに、これからのまちづくりに関する発展的なご意見を伺い、それらを市民目線に立ったまちづくりに生かしたいと考えています。

■岩沼市民体育センター跡地の利活用
5月23日から公募型プロポーザル方式により跡地活用事業者の公募手続を進めていましたが、8月26日にプロポーザル審査委員会を開催し、プレゼンテーションおよびヒアリングによる審査を実施した結果、応募のあった3者の中から(株)福重企画を貸付候補者として決定しました。
今後、提案いただいた事業内容を具現化し、市民の皆さんが積極的に足を運んでもらえるような魅力ある施設整備が行われるよう、事業者と具体的な協議を進めていきます。

■子育て支援センターの土曜日試行的開館
子育て世帯へのより一層の支援として5月から来年2月まで試行的に実施している本取り組みは、平均利用者数と比較し、土曜日の利用者数が8月末現在で約2・5倍となり、大きな成果を挙げています。
センターを初めて利用する父親も多く、男性の育児参加にも寄与しているものと分析しています。

■医療的ケア児の保育所受け入れ
昨年11月に策定した保育所等における医療的ケア児の受入れ等に関するガイドラインに基づき、8月から対象児童を公立保育所で受け入れています。
今後も保護者、訪問看護ステーション、宮城県医療的ケア児等相談支援センター「ちるふぁ」などと連携しながら、安全で安心な保育の実施に努めていきます。

■ハナトピア岩沼リニューアル
市内外から多くの応募をいただいた施設の新名称は、岩沼市子どもの遊びと交流基地「miiina(ミイナ)」に決定しました。
miiinaの表記は、スペイン語で宝の山を意味する「mina(みーな)」、「皆(みんな)」、そして「いいな」を合わせた造語で、子どもたちにとって宝物がいっぱいの、皆が「いいな」と思う施設をイメージして提案いただいたものです。
miiinaを多くの方にご利用いただけるよう、決定した名称を積極的にPRしていきます。

■いわぬま地元応援割増商品券販売事業
10月から市民の皆さんを対象とした5割増商品券の販売を行います。入札の結果、販売委託先は(株)日専連ライフサービスに決定しました。対象業種は市内店舗の大半の業種とし、10月から12月までの約3カ月間で利用できます。
また、物価高騰対策としての効果を高めるため、商品券購入者には「みやぎポイント」を付与することとしています。

■上水道基幹管路の改良工事
老朽化した基幹管路の耐震化を図るため、二木大通線と西大町線の交差点部から五間堀川までの区間の水道管の耐震化工事を実施します。
今後も安全・安心なライフラインを確保するため、水道管の耐震化を計画的に進めていきます。

■休日部活動の段階的な地域展開
休日部活動の段階的な地域展開の最終年度の取り組みとして、総合体育館や市内中学校を会場に、新たに剣道、バレーボール、ソフトテニス、ソフトボールの4種目を追加した休日スポーツ教室を10月から実施できるよう準備を進めています。
今後も、生徒や保護者、地域の皆さんと共に連携しながら、生徒たちが自主的にスポーツや文化活動に取り組めるよう段階的な地域展開を着実に実施していきます。