- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ宿町
- 広報紙名 : 広報しちかしゅく 2025年(令和7年)10月号(No.777)
※通称:くら研
■最近の移住事情から考える
このところ、移住を考えている人・具体的に行動を始めている人が増えているように感じます。統計では、これまで一極集中だった東京23区において2014年以降初めて転出超過(2021年)となりました。その後、転入超過に転じましたが移住フェアでは受付を待つ長蛇の列ができたり、過去最高の来場数を記録する盛り上がりが生まれています。
移住者の関心事として仕事や住まいを考えることはもちろんですが、将来の町の姿に関心を持つ人も増えています。例えば町内にはコンビニや人工温泉など10年前には存在しなかった場所ができました。最近では義務教育学校の学校つくりについて聞かれることもあります。
移住定住は町の存在を知ることから始まります。くらし研究所では移住を考えている人にお試し住宅や仙南地域を巡る移住体験会の提案を行い、首都圏での移住フェア出展による認知の機会を提供しています。これらの活動を通じて、ひとりひとりの思いが町を形づくってゆくことを感じます。そしてこれからどのように変化してゆくか、あらためて考える機会となりました。
問合せ:七ヶ宿くらし研究所・くらけんCafé
【電話】0224-26-6933
〒989-0632 七ヶ宿町字田中道下39-2(火曜定休)
【HP】shichikashuku-miyagi.co.jp
