- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県川崎町
- 広報紙名 : 広報かわさき 令和7年9月号
◆川崎町を愛する企業のメンメンと。
7月25日、アラバキロックフェスティバルを主催する(株)ジー・アイ・ピーの菅専務から、300万円の寄附を受ける小山町長。専務が持つ感謝状は、町長の自筆の絵と文字。ことのほか好評で「町長の絵をふるさと納税の返礼品に」との声あり?
ところで、これまで13件の企業版ふるさと納税がなされましたが、社長さんが「恥ずかしがりや」で写真撮影を遠慮されたり、会社名を公表しないでほしい、との申し入れ多数。川崎町を愛する企業のメンメンを紹介できないのが残念。
※写真は本紙をご覧ください。
◇感謝・感謝
ふるさと納税は2008年に、企業版ふるさと納税は2016年に開始。川崎町でも担当者の努力もあり、年々金額が増加しています。特に、企業版については、昨年度からの増加が著しく、感謝、感謝です。
企業版ふるさと納税の金額
※令和7年度は7月末日まで
◇ありがた山の
川崎町に別荘を建てた社長さんが、300万円を寄附。100万円で川崎中学校・吹奏楽部の楽器を購入。今年のアラバキのステージ、新しい楽器も、生徒と登場しました。
角田市の電機会社の社長さんとは、宝来屋さんでたまたま、昼食をとっているうちに意気投合。1年後、100万円を寄附されました。こども園の暖房機の修繕や建物周辺の木の伐採に使わせていただきました。ありがた山の寒ガラス。
◇企業も大変
今年の1月、昨年の東北の企業倒産状況(負債額1000万円以上)が発表されました。
件数は前年比31%増の568件、東日本大震災以降では最多。負債額は7・8%増の940億円。震災やコロナ禍で悪化した経営状況に資材や人件費の高騰が追い打ちをかけ、事業の継続を断念する企業が相次いでいるということです。
◇ご自愛あれ
改めて、町にとって地元に企業があることは重要なことであり、また、地元の企業のありがたさも忘れてはならないことです。
同時に、川崎町に関心を持ち、ふるさと納税をしてくださる企業との関係も大切にしていきたいと思っています。
大変な時代、企業も働く人も市町村も、様々な困難を乗り越えて、幸せを求めて努力しています。
なお、昨年度の「ふるさと納税」の使途報告は、本紙6ページに掲載されておりますので、ご照覧あれ。
結びに、まだまだ暑い日が続きます。ご自愛あれ。
令和7年9月1日
川崎町長 小山 修作