子育て それぞれの未来へ―市内小・中学校、高等学校卒業式―

3月1日から17日にかけて市内の各学校で卒業式が行われ、卒業の門出を祝いました。

■鹿角高等学校
鹿角高校が開校して初めての卒業式が3月1日に行われ、一期生となる卒業生156人が未来へ向かって旅立ちました。式典では、一人一人の名前が読み上げられ、代表者が佐藤貢(みつぐ)校長から卒業証書を受け取りました。佐藤校長は式辞で、「鹿角高校の第一期同窓生となるが、小坂高校、十和田高校、花輪高校の先生や先輩、地域の皆さんのことを忘れることなく、感謝と一期生としての誇りを胸に巣立ってほしい。そして、本校で培った高い志とたくましさで、豊かな人生を歩んでください」とはなむけの言葉を贈りました。卒業生は家族に見守られる中、未来への希望を胸に退場し、その後クラスメイトや先生との別れを惜しみながら、新たなステージへと歩み始めました。

■尾去沢中学校
3月8日に、市内各中学校で卒業式が行われ、合わせて231人が卒業の門出を迎えました。尾去沢中学校では11人が卒業式に臨み、一人一人に卒業証書が手渡され、卒業生を代表して工藤耀太(ようた)さんが、「頼りになる後輩や、見守ってくれた地域・家族の皆さん、ありがとう。これからも元気な姿を見せられるよう頑張りたい」と感謝と今後の決意を述べました。

■大湯小学校
3月14日と17日に、市内小学校で卒業式が行われ、合わせて189人の卒業生が未来への一歩を踏み出しました。14日に行われた大湯小学校では21人が卒業。一人一人が大きな声で在校生とメッセージを送り合う呼びかけを行ったほか、大湯小の150周年を祝うくす玉が割られるなど、心に残る卒業式となりました。