文化 Sopron Life(ショプロン ライフ) 日本語語学指導員現地レポート

■日本語語学指導員 佐藤花純(かすみ)さん
秋田市出身で、国際教養大学専門職学位課程を修了。海外の大学での日本語指導助手や豊富な国際交流活動の経験を生かし、令和6年9月に渡航。

ショプロン市では、4月に入ってから最高気温が20度を超える日が続き、春を通り越して初夏のような陽気が続いています。ショプロン市に来てから、日本とショップロン市の気候の違いについて新たな発見がありましたので、紹介します。
日本で10月といえば秋のイメージですが、こちらでは気温が20度前後の日が多く、夏の終わりといった印象を受けました。一方、11月に入ると、気温はぐんと下がり、日照時間も短くなります。下旬には、クリスマスマーケットの準備も始まり、季節は一気に冬へと移り変わっていきました。
12月から2月にかけては寒さが厳しく、日中でも氷点下になる日がありましたが、雪がほとんど積もらなかったことが非常に印象的でした。寒さは3月中旬まで続きましたが、月末には桜も咲き始め、ようやく春らしさを感じられるようになりました。
現地の人によると、ショプロン市の気候はその年によって大きく異なることもあるそうです。これからも四季の移り変わりを楽しみながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。