- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年9月号
■希望に満ちた新たな一歩を
大仙市二十歳を祝う会
大仙市二十歳を祝う会(佐々木伊織実行委員長・大曲中出身)が8月15日、大曲市民会館で行われました。
二十歳を祝う会(大仙市出身または在住で、平成16年4月2日から17年4月1日までに生まれた方が対象)には509人が出席し、久々に再会した友人らとともに新たな門出を祝いました。
式典では、老松市長が「郷土の誇りを胸に、一人一人が社会で輝けるよう、努力を重ねてほしい」とエールを送りました。二十歳を祝う会の佐々木実行委員長は「新しい未来を切り開き、若い世代が中心となってふるさと大仙市に貢献することを誓います」と力強く宣言しました。
式典終了後には、アトラクションとして実行委員会考案のクイズ大会や、協和地域在住のシンガーソングライター、齊藤真生さんによる弾き語りステージが行われ、会場は大いに盛り上がりました。
■国際協力の最前線へ、田口さんが挑戦
JICA海外協力隊として出発へ
市出身で、独立行政法人国際協力機構(JICA)の海外協力隊員として南米のニカラグア共和国へ派遣される田口睦希さんが、7月17日に市を訪れました。
田口さんは、大学卒業後、保健師として県内保健所へ勤務し、地域医療や保健指導の現場で経験を積んできました。任地では、人々の健康管理や保健教育を通じて地域医療の向上へ貢献します。
派遣期間は2年間で、田口さんは「現地の皆さんと協力しながら、健康意識の向上を目指したい」と語りました。田口さんの活動が、国際理解や地域保健の視点を広げる一助となることが期待されます。
■収穫や種まき体験、試食などを楽しむ
新規就農者研修施設オープンキャンパス
新規就農者研修施設オープンキャンパスが8月2日に西部施設(西仙北)、9日に東部施設(太田)で行われ、市内の小・中学生とその保護者など約120人が参加しました。
このイベントは、農業と新規就農者研修施設への関心を深めてもらおうと行っているもの。参加した親子は、長ネギの収穫・皮むきやミニプランターを使った種まき、秋田クボタの協力によるミニドローン操作などを体験したほか、ミニトマトやブルーベリー・ブラックベリーの摘み取りでは、食べながら収穫を楽しみました。
■未来のために、今できること
親子でめざせ!カーボンニュートラル!
夏休み親子環境学習「親子でめざせ!カーボンニュートラル!」が7月22日、はなび・アムで行われ、小学5・6年生の親子21人が参加しました。
親子で一緒に地球温暖化について考え、日々の暮らしの中でできる「カーボンニュートラル」に向けた取り組みについて学ぶことを目的に企画されました。講座では、市専用に開発されたCO2排出量シミュレーターを使用し、体験型学習を通じて市の温室効果ガス排出量を抑える方法を考えました。
取り組みを通して、日々の小さな行動が地球の未来につながることを実感する時間となりました。
■圧巻の音色で会場を魅了
海上自衛隊東京音楽隊コンサート
大仙市誕生20周年記念「海上自衛隊東京音楽隊コンサート」が7月20日、大曲市民会館・大ホールで行われ、市民など約900人が来場しました。
海上自衛隊東京音楽隊は、日本国内外で演奏活動を行い、吹奏楽の最高峰といわれています。市で初開催となった本コンサートでは、喜歌劇「軽騎兵」序曲をはじめ、クラシックやポップス、映画音楽など多彩なプログラムが披露され、会場は熱気に包まれました。特に、ボーカルによる歌唱やソロ演奏では、観客から大きな拍手と歓声が送られました。