- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年9月号
■階段に歓迎の花火が打ち上がる
市内中学生による階段アート制作
市内中学生による階段アートの制作が7月28日、花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」で行われました。
この企画は、同館が来館者により楽しんで展示を見学してもらうことを目的に、市内の中学生へ協力を依頼して実現したもの。参加したのは、大曲中美術部9人、大曲南中美術部4人、中仙中造形部7人、仙北中美術部11人。生徒たちは事前にデジタルホワイトボードを利用し、リモートで打ち合わせを重ねてデザインを決定。デザインは、1階部分が夜空に咲く花火、3階部分が青空に映える昼花火が表現され、階段を上るごとに異なる花火の魅力を楽しむことができます。
当日は、横1.6メートル・縦1.62メートルの階段アート用のシールに「花火」をモチーフとした作品を協力して描きました。3階部分のデザインを担当した大曲中2年の浅利みづきさんは「出してもらった案のすべてを凝縮したデザインにできた。当日は、いろいろな人と交流できて楽しく取り組めた」と完成の喜びを語っていました。
中学生たちの創造力が光る階段アート。訪れる皆さんを鮮やかな花火の世界で歓迎します。
■決勝までの4試合18イニングで39得点
第30回魁星旗争奪全県550歳野球大会
第30回魁星旗争奪全県550歳野球大会が7月26日から28日までの3日間、南外山村運動広場を主会場に行われ、県内から選抜された16チーム(うち市内から楢岡クラブ、神宮寺嶽クラブ、花館クラブ)が出場しました。
出場選手9人の合計年齢が550歳以上であることを条件に5イニング制で行われる大会。昨年は、大雨の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。決勝戦は、南山第五野球部とダイヤモンドレッズの秋田市勢対決。〝打ち勝つ野球〟を掲げる南山第五野球部が11対4で勝利し、3年連続4度目の頂点に立ちました。
■若い世代の投票参加を後押し
市内の3高校に移動投票所を開設
第27回参議院議員通常選挙の移動投票所が7月8日に大曲高校と大曲農業高校、9日に大曲工業高校に開設されました。
市では、投票機会を広げる目的で、令和3年度より取り組んでいます。当日は、普段の学校生活とは違う空気が流れる中、生徒が投票用紙を受け取り初めての投票に少し戸惑いながらも、真剣に投票に向き合う姿が見られました。この取り組みは、若者が選挙を身近に感じ、主権者としての意識を高める大切な一歩となりました。
※9月の大仙市議会議員一般選挙でも開設する予定です。
■令和7年度高齢者叙勲
高齢者叙勲を受章された方を紹介します。
(令和7年8月1日発表分まで)
瑞宝双光章-郵政事業功労-
※詳細は本紙をご覧下さい。
■寄贈 たくさんの善意、ありがとうございます
公益財団法人日本公衆電話会 秋田支部
児童の安全意識の向上のため
公益財団法人日本公衆電話会秋田支部(今野貢子秋田支部長)から市内の小学校へ子ども手帳を寄贈していただきました。
子ども手帳には「自ら考え、行動」できるよう社会の一員としての心得が掲載されています。
いただいた子ども手帳は市内の小学5・6年生の全児童へ配布されました。
■表彰功績をたたえて おめでとうございます
田村哲朗さん
消防庁長官表彰・保安功労者(個人の部)
田村哲朗さん(大曲仙北危険物安全協会会長・(一社)秋田県危険物安全協会連合会副会長)が令和7年度全国危険物安全大会で、消防庁長官表彰、保安功労者(個人の部)を受賞しました。
田村さんは長年にわたり危険物関係業務に携わり、危険物災害の防止などの多大な功績が認められ今回の受賞となりました。