- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年11月号
■市の取り組みをチェック 満足度・重要度は?
市では、市民の皆さんの評価や意見を市政に反映させ、「協働・共創のまちづくり」をより一層進めるため、アンケート調査による「市民による市政評価」を、平成18年度から毎年度実施しています。
アンケートでは、市の総合計画の体系に基づき「産業」「出会い・結婚・子育て」「健康福祉・スポーツ」「環境・安全」「都市基盤」「教育・交流」「地域活性化・市民との協働・行財政運営」の各分野29項目について、現状に「どのくらい満足しているか(満足度)」と、今後の大仙市にとって「どのくらい重要であると考えるか(重要度)」を5段階で評価していただきました(7ページ[表1])。
また、各分野で「さらに推進すべきと考える取り組み」を選択していただき、市民の皆さんのニーズを確認しました(7ページ[表2])。
さらには、「大仙市の住みやすさ」(7ページ[図2])、「市の情報発信や行政サービスのデジタル化」に関する意識調査も行いました。
■市が行う個別事業への評価・要望などを調査
市が行っている個別の事務事業に対して評価、要望などを伺うため、(1)広報活動(2)地域公共交通対策事業(3)地球温暖化対策事業の3テーマを対象にした「個別事業評価」も併せて行いました。詳しい結果は、市のホームページ(コンテンツ番号5215)をご覧ください。
■調査結果の分析から優先課題を再確認
下の[図1]満足度と重要度の関係図中、右上のエリアに位置する「保健・医療」「安全・安心体制」「子育て」などの項目は、満足度・重要度が共に高く、「大仙市の強み」として、さらに事業を推進していく必要があります。
一方で、右下に位置する「雇用・就労」「商工業」などの項目は、満足度が低いものの重要度は高い項目で、他の項目と比べて優先的かつ重点的に取り組む必要があります。特に「雇用・就労」は最も要望度が高い状況が続いており、市にとって最優先で取り組むべき課題といえます。
[図1]各項目の満足度・重要度の関係図

左の図1は、満足度を縦軸、重要度を横軸として29項目の分布を示したものです。
図の右下にあるほど重要度が高く満足度は低いため、要望度が高い項目と位置付けられます。
■市役所全体で共有し、まちづくりに活用
今回のアンケート結果やお寄せいただいた意見は、市役所全体で共有し、共通認識を持ちながら効率的かつ効果的な行財政運営に努め、「住んでよかった・これからも住み続けたい」と感じていただけるまちづくりを引き続き進めます。
回答いただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。
■調査方法および結果の概要
期間:4月30日から5月30日まで
回答方法:郵送およびインターネット(無記名方式)
調査対象:千人
回収数:529人
回収率:52・9%
調査結果は、市ホームページで公表しています。
「大仙市 市政評価」 検索
[表1]29項目の満足度・重要度
満足度・重要度は、アンケート調査で選択された数字の合計を有効回答数で割って算出しています。

[表2]さらに推進すべき取り組み(分野別・上位2項目)

[図2]大仙市の住みやすさ

「今の場所に住み続けたい」「市内の別の場所へ移りたい」を合わせると83.8%、「住みやすい」「どちらかといえば住みやすい」を合わせると83.2%となっています。
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも100%とはなりません。
問い合わせ:総合政策課
【電話】0187-63-1111(内線233)
