くらし 【特集】やまがたみらい共創予算(3)

◆2.時代の変化を推進力とした「産業の稼ぐ力の向上」
(新規)地域課題解決型ビジネス創出のための取組み…3,100万円
市町村を核とした地域課題解決型ビジネス創出の支援体制づくりの支援や、県、米沢市、米沢商工会議所および山形大学工学部の4者連携によるイノベーションの創出、デジタル技術を活用した地域食材の販路開拓に取り組みます。

(新規)県内企業の脱炭素経営の推進およびグリーントランスフォーメーション関連産業への参入支援…3,300万円
県内企業における「脱炭素経営」を推進することにより、市場での競争優位性の維持・確保を図るとともに、企業の技術力強化により、グリーントランスフォーメーション関連産業への参入を支援します。

(新規)山形の山魅力満点(マウンテン)プロジェクトの推進…1,900万円
「やまがた百名山」でのデジタルスタンプラリーの開催や、登山者と山岳関係団体との交流などにより、「山」の利用拡大や保全活動の担い手確保に取り組みます。

(新規)気候変動に強いさくらんぼ産地づくりの推進…1億500万円
気候変動に強く、生産性の高いさくらんぼ産地づくりに向け、高温対策技術の導入支援や、スマート農業を活用した未来型果樹栽培を推進します。

(新規)やまがたフルーツ150周年を契機とした県産果物の魅力発信…9,900万円
本県に「さくらんぼ」などの果樹苗木が導入されてから150年目となる今年、6月には「さくらんぼメモリアルフェスタ」を、8月には「やまがたフルーツエキスポ」を開催するなど、本県フルーツのさらなる魅力発信と産地の活性化を図ります。

(新規)誰もが山形の観光を楽しむことができる「アクセシブルツーリズム」の推進…8,300万円
旅行者の背景や価値観が多様化する中、年齢や障がいの有無、国籍などに関わらず、誰もが山形での観光を「安全」かつ「快適」に楽しめるよう、機運の醸成や情報の発信、受入態勢の整備を進めます。

(新規)銀山温泉と県内観光地を結ぶ広域連携に向けた調査・検討…800万円
インバウンド需要が拡大し、多くの外国人旅行者が銀山温泉を訪れる中、この効果を県内各地に波及させるため、銀山温泉と県内観光地を結ぶ広域連携に向けた調査・検討を行います。

▽他の主要事業
(拡充)製造業やIT関連企業等の積極誘致に向けた企業立地促進補助金等の交付…19億2,400万円
(拡充)中小企業まるっとサポート補助金による設備投資等への支援(注釈)令和6年度2月補正予算を含む…2億4,600万円
(新規)蔵王の樹氷復活に向けたオオシラビソ林再生計画の策定等…1,500万円
(拡充)「ラーメン県そば王国」等の地域資源を活用した観光誘客と県内周遊の促進…3,700万円