くらし 防災と減災 はじめの一歩(3)

◆マイ・タイムラインを作ってみよう
大雨による土砂災害や河川の氾濫の恐ろしいところは、道路や河川の状況が急激に悪化するため、避難のタイミングを失ってしまうところです。水害による被害に遭わないためには、家族や自分の命は自分たちで守るという自助の考えと「自分で行動に移す」ことを意識して、しっかり計画しておくことが大切です。
マイ・タイムラインは、皆さん一人一人の防災行動計画であり、自分自身の避難行動を時系列で整理するための計画表です。それぞれの家族で構成や年齢が異なるため、命を守る避難行動も異なります。急な判断が迫られたときでも、慌てずに避難できるように一度、家族で話し合いながら「いつ・どこへ・どのように」行動するかを事前に整理してみましょう。

▽行動をシミュレーション
〇まずは、リスクを知ろう
・一つの状況で基本的な逃げ方を考える

〇異なる状況ごとに複数の逃げ方を考える
・夜間だったら?
・休日だったら?
・職場や学校だったら?

〇水害以外の災害リスクを検討して複数の逃げ方を考える
・土砂崩れが起きたら?
・車で避難できなかったら?
・道路が冠水していたら?

▽8月26日が「火山防災の日」になりました
1911(明治44)年8月26日、浅間山に日本で最初の火山観測所が設置され、観測がはじまったことから、この日を「火山防災の日」とすることになりました。
大きな噴石や火砕流などは、避難までの時間的猶予がほとんどない危険な火山現象です。万が一に備え、蔵王山火山防災マップなどで、被害の発生が想定される区域や避難場所を確認しましょう。

▽熱中症対策にクーリングシェルターを設置しました
環境省の「熱中症特別警戒アラート」などの運用開始に合わせ、市では10月22日まで、冷房設備のある市有施設の一部をクーリングシェルター(暑熱避難施設)として開放しています。熱中症特別警戒アラートが発表された日に限らず、暑いときは、クーリングシェルターを積極的にご活用ください。また、エアコンでの適切な温度調節や小まめな水分・塩分の補給などで熱中症を予防しましょう。

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