- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県山形市
- 広報紙名 : 広報やまがた 令和7年8月15日号
▼子どもの居場所がだんだん広がっています!
皆さん、「子ども食堂」を知っていますか?子ども食堂は、食事を提供するだけでなく、孤食の解消や地域の方と交流する場所でもあります。地域の方がボランティアで運営し、現在、市内29カ所に子ども食堂があり、その数は増えています。詳しくは、市ホームページへ。
▽子ども食堂 みんなが「ほっとする」場所へ
―いちばん星こども食堂(滝山地区)代表 星恵美子
今日(2025年6月25日)は、滝山・南・付属小学校、第六中学校などから40人を超える子どもたちが集まり、食事の前には、海外出身スタッフが発音を教え、高校生ボランティアも協力して英語遊びを楽しみました。
子ども食堂を運営して7年、「地元の子どもたちを地元の場所で地元の人たちで育てる」という思いで続けています。ここの特徴は、管理栄養士の経験を生かし、食育も兼ねてバランスの良い食事を、いただいた食材を使って全て手作りしているところです。ご縁を大切にしていたら、協力してくださる方も増え、支援が途切れることはありません。“いただきます”の前に、「この食材はどこからもらったんだよ。感謝していただきましょう」と話をして、子どもたちと感謝の気持ちを共有しています。
子どもたちはここに来ると、勉強をしたり、ゲームをしたりそれぞれの時間を過ごします。高校生のボランティアが勉強を教えることもあります。子ども食堂をしていると地域や学校とのつながりができて、問題を共有することができます。学校に行けなかった子が子ども食堂には来ることができて、徐々に学校にも行けるようになりました。ここは、みんなが安心して過ごせる場所なんです。
〇いちばん星こども食堂
開催日:毎月第2・4水曜日午後4時~8時
場所:滝山コミュニティセンター
対象:滝山地区の小・中学生
参加費:100円
※ボランティア行事用保険加入済み。
▼こども誰でも通園制度を実施しています!「どこよりも早く」
対象:市在住で、保育所、認定こども園、幼稚園などに通っていない0歳6カ月~3歳未満の子ども
費用:1時間当たり300円(所得に応じた減免制度あり)
利用上限:1人当たり月10時間
場所:つばさ保育園、さくら子育て支援センター(さくら保育園内)
利用形態:
・柔軟利用…曜日や時間を固定しない利用
・定期利用…曜日や時間を固定する利用(つばさ保育園のみ)
利用方法:事前に保育育成課に利用登録申込書を提出後、スマートフォンまたは電話で利用予約
※詳しくは、市ホームページへ。
現在2カ所で行っているこども誰でも通園制度は、10月頃から民間立保育所や認定こども園でも実施予定です。実施施設は決まり次第、市ホームページでお知らせします。
問合せ:こども未来課
【電話】内線571