- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県山形市
- 広報紙名 : 広報やまがた 令和7年10月1日号
▽やまがたと映画
山形にまつわる映像文化を紹介するプログラム
〇映画の都2025プロジェクト
1989年の初回本映画祭の準備・開催を記録したドキュメンタリー『映画の都』や、その関連映像を上映し、映画祭開催を盛り立てようと立ち上がった地元山形の市民ボランティア活動にあらためて焦点を当てる。
七日町の旧吉池医院でも関連展示やイベントを開催。
このほか、山形発のテレビ・ドキュメンタリーをスクリーンで鑑賞する「山形から生まれたテレビ・ドキュメンタリーが観たい!YIDFF出張版」や、「台湾and日本ホームムービー特集小さな映画、大きな宇宙」も開催。さらに、佐藤広一監督の最新作『マダム・ソワ・セヴェンヌ』を世界初上映。
▽日本プログラム
日本の最新ドキュメンタリー5作品を上映!
〇春、阿賀の岸辺にて
阿賀野川流域に刻まれた新潟水俣病の記憶。次世代にその記憶を伝承する営みを記録しながら、土地に生き語り継ぐことの意味をたどる。『空に聞く』『ラジオ下神白』の小森はるか監督最新作。
〇対話のゆくえ 京都大学吉田寮
百年の自治の記憶を宿す日本最古の学生寮。老朽化を理由に退去を迫る大学に対し、場所の存続をかけ、寮生たちは「対話」を軸にその未来を問いかける。
ほか3作品
▽街を見つめる人を見つめる――ユネスコ創造都市の世界
ユネスコ創造都市ネットワーク「映画」分野加盟都市から公募した作品and山形を映した作品
[無料]
〇シエスタ
父を亡くした姉弟のもとに、せわしなく集まってくる葬儀の参列者たち。現実を受け止めきれない二人は、家を抜け出して、街へと向かうも……。本プログラム唯一のフィクション。
〇内なる家
作家フィオナ・キッドマンによる自身の半生についての語り。彼女の主観、記憶だけでイメージを喚起させ、その人生の光と影、感情の揺れ、機微を丹念に写し撮る。
〇過ぎゆく日
ネパール・カトマンズの空き地で二頭の牛のために熱心に草を刈る二人の女性。バルコニーから彼女たちを見つめる監督のカメラが映し出すある夏の日の風景。
〇映像で山形ルネッサンス
山形市の文化をテーマに制作された4作品も上映!
ほか4作品
《チケット発売中!》
〈前売り券取り扱い〉
市内プレイガイド、フォーラム山形、ソラリス、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーなど

問合せ:山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局
住所:〒990-0044 木の実町9-52木の実マンション201
【電話】666-4480
【E-mail】[email protected]
《イベントも盛りだくさん!》
〇新香味庵クラブ
映画祭ゲストとファンの交流の場!どなたも歓迎!
とき:10月10日[金]~13日[月・祝]午後9時~午前0時
ところ:三十三間堂(七日町ワシントンホテル2階)
費用:500円(ドリンク1杯、おつまみ付き)
〇わがまちの映画資料―ユネスコ世界視聴覚遺産の日を祝して
映画資料収集・保存分野で活躍する専門家を国内外から招きパネルディスカッションを開催。地域に残る大切な映画資料を守り、残し、生かし、そして次世代へと手渡すための知恵や工夫を分かち合います。
とき:10月11日[土]午後2時~4時
ところ:やまがたクリエティブシティセンターQ1 2-C
問合せ:文化創造都市課
【電話】内線769
