- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県村山市
- 広報紙名 : 村山市報「市民の友」 2025年8月1日号 No.1420
■熱中症とは
高温多湿などの環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温を調節する機能が低下したりすることで起こります。重症になるとけいれんや意識障害、さらには命の危険を伴うこともあります。
熱中症予防のポイントをしっかり確認し、熱中症から身を守りましょう。
■特に注意が必要な方
◇こども
基礎代謝が高く、体温が上がりやすい体質に加えて、汗腺が未発達でうまく体温調節ができないため、体内に熱がこもりやすくなっています。また子どもは身長が低いため、地面からの照り返しの影響を受けやすいです。
◇高齢者
加齢に伴い、発汗などの体温調節機能や体内の水分量が低下します。水分が不足すると、汗をかく量が少なくなり、余分な体の熱が放出されにくくなります。また、暑さやのどの渇きを感じにくくなることも熱中症のリスクを高める要因です。
◇ほかにもこんな方は要注意・・・
肥満の方、持病(糖尿病、高血圧症、心疾患など)のある方、運動不足の方も注意が必要です。
■当てはまったら危険!?熱中症の症状
めまい
筋肉痛
立ちくらみ
生あくび
大量の発汗
筋肉のこむら返り など
↓
症状が進むと…
↓
頭痛
嘔吐
倦怠感
虚脱感
判断力低下
集中力低下 など
■熱中症予防のポイント
◇暑さを避ける
・エアコンを利用し、部屋の温度の調整を。扇風機や換気扇も併用しましょう。
・吸汗素材や通気性のよいものなど涼しい服装を心がけましょう。
・外出時は日傘や帽子を使用しましょう。
◇こまめな水分補給
・のどが渇く前に水分を補給しましょう。(1日あたり1.2リットルが目安です)
・起床時や入浴前後にも水分を補給しましょう。塩分補給も忘れずに。
◇丈夫な体をつくる
・主食・主菜・副菜を揃えたバランスのよい食事を、毎食しっかりと食べましょう。
・十分な休息をとり、体調がすぐれないときは無理せず休みましょう。
問合せ:保健課健康指導係
【電話】内線136